この記事では、弱虫ペダルの杉元照文がかわいそうと言われるシーンについて紹介しています。
弱虫ペダルの杉元照文は自転車競技部に所属していますが、他の同級生に一歩劣る実力のキャラです。
2年生になってからはインターハイ目指して努力もしていますが、どうしても他のキャラのかませ犬的な扱いで、かわいそうな役回りが多いです。
今回は、杉元がかわいそうと言われるシーンを3つ紹介したいと思います。
杉元がかわいそうなシーン:川田戦
コミックス75巻にて、川田と戦った杉元がかわいそうだという意見がたくさん見られました。
川田というのは、かつて杉元達といっしょに自転車競技部に入ったものの、1年生レースで結果がふるわず、すぐに自転車競技部をやめてしまったキャラです。
そんな川田が2年生になって再入部してきて、杉元に山での勝負を挑んできました。
勝負の際、川田は少しでも距離を短くするために、右カーブの内側、つまりは反対車線を逆走するという暴挙にでました。
曲がりくねった山道ですので、ショートカットをすれば距離は短くなりますが、当然対向車にぶつかるリスクもある大変危険な行為です。
結局、この危険な行為を伴ったショートカットにより、杉元はタッチの差で川田に負けてしまいます。
危険なショートカットを行ったとしてもそれほど有利ではないと思うので、この程度のことで杉元が川田に負けたというのがかわいそうでしょうがありません。
1年以上がんばった杉元の練習成果が全否定されたような気がしました。
結局、川田が勝ったせいで、道路交通法違反という暴挙も、うやむやになってしまい、もやっとした気持ちになってしまいました。
amazonのコミックス75巻でも同じ想いの人が多かったようで、川田が勝つ展開に疑問を感じたようでした。
この後、川田が小野田と勝負する展開になりますが、その展開のためだけに杉元が犠牲になったのかと思うと本当にかわいそうです。
単純に、杉元が川田を圧倒して、自転車競技部は甘くないということを証明してほしかったです。
なお、川田はアニメでは既に登場していますが、まだ再登場はしていません。
再登場したら声優さんが変更になるかもしれないという内容を、下記記事で書いています。
杉元がかわいそうなシーン:1年生レース
杉元が2年生に進級した後、特別に1年生レースに参加しましたが、こちらでもかませ犬的役割でかわいそうでした。
鏑木、段竹という新1年生に対して、杉元はインターハイレギュラーの座をかけて戦いましたが、惜しくも負けてしまいました。
鏑木という新キャラを持ち上げるために、杉元が利用されたような感じがしてしまいました。
これで、鏑木がきっちりインターハイで活躍していれば、杉元も報われるのですが、鏑木が足をひっぱるシーンも多く、いまいち活躍しきれなかったのも、より杉元をかわいそうだと思わせます。
鏑木に実力は劣っても、杉元だったらもっとチームのためにインターハイで働けたのではないかと感じてしまいます。
鏑木の実力不足については、別記事にてまとめていますので、あわせてご覧ください。
杉元がかわいそうなシーン:湾岸クリテリウム
1年目のインターハイ後、「湾岸クリテリウム」という正式なレースに、総北高校の代表として参加しましたが、散々な結果になり、かわいそうでした。
湾岸クリテリウムは、2~3kmの距離の道路をを封鎖して、そこを10数周するタイプのレースだと解説されています。
総北高校からは、田所、青八木、鳴子のスプリンター3人と、杉元が参加しました。
おそらく平坦がメインなので、スプリンターが強いレースになりますので、オールラウンダーの杉元がメンバーになっている時点で場違いな感じがあります。
結果、杉元は総北のスプリンター3人にかなわず、他校の選手にも遅れをとる始末。
「来年のインターハイを見据えた走りをしろ」と手嶋に言われていたので、本来なら4人でチームを組んで走るはずだったのでしょうが、スプリンター3人が勝手な走りをしたせいで、杉元は完走するのがやっとでした。
スプリンター3人がお互いに意識しあっている中、杉元の存在を忘れているし、話かけることもないのがかわいそうでした。
ただ、当の杉元本人は、完走したことに満足そうだったのが救いです。
杉元がかわいそうなシーン:まとめ
今回は杉元がかわいそうだと思ったシーンを3つ紹介しました。
特に川田との戦いは、川田の性格の悪さもあり、杉元が負けたのがかわいそうという意見が多数見られます。
小野田を持ち上げるためだけに、杉元が川田に負けたのは、杉元の努力を否定するようで本当にかわいそうだと思いました。
杉元に関する記事は他にもありますので、よかったらご覧ください。