この記事では弱虫ペダルに登場するチーム2人(T2)について、紹介しています。
漫画やアニメには、その作品特有の名称がでてきます。
弱虫ペダルでも、いろいろと特有の名称がでてきます。
その中で今回は、「チーム2人(T2)」と「シンクロストレートツイン」について紹介したいと思います。
弱虫ペダルのチーム2人の意味
チーム2人とは、総北高校の手嶋純太と青八木一の2人が組んだチームの名前です。
詳しい内容について、順に紹介していきます。
チーム2人の結成経緯
チーム2人の結成経緯については、コミックス6巻51話「2人」にて紹介されています。
手嶋は作戦をたてるのはうまいけど、作戦を遂行するだけの実力がありませんでした。
一方、青八木はスジがいいけど、マネジメントが下手という弱点がありました。
インターハイに出たいと思った2人は、「1人の力では無理」ということで、2人で協力してインターハイを目指すことになります。
その時に結成されたのが、「チーム2人」が結成されました。
2人だけのチームだから「チーム2人」と非常にシンプルな名称ですね。
ちなみにファンの間では略して「T2(ティーツー)」と呼ばれています。
チーム2人のマーク
チーム2人には、2人だけのマークがあります。
手嶋の右手のグローブの手のひらに「必」、青八木の右手のグローブの手のひらに「勝」の文字が書かれています。
2人が握手することにより、「必勝」の文字が完成するということですね。
チーム2人の成績
チーム2人の役割は、手嶋が戦略を考え、その作戦をもとに青八木が体力をマネジメントするという形でした。
その結果、1年生レース6回中5回青八木は表彰台に上ったようです。
作中では、千葉県の新人戦ロードレースで1位になる青八木の姿がありました。
ただ、インターハイの千葉県予選では、総北高校が圧倒的な強さを誇りますので、千葉県内で1位になってもあんまりすごくないのかなあと思ったりもします。
インターハイの千葉県予選については、下記記事をご覧ください。
シンクロストレートツインの説明
シンクロストレートツインは、漢字で「同調直列走法」と書く、チーム2人の必殺技です。
前後を走る手嶋と青八木が、タイヤがくっつきそうなぐらい接近して走り、1人分の空気抵抗で2人が走れるという走法です。
自転車レースでは、速度が出れば出るほど空気抵抗が壁になってきますので、できるだけ前の選手の後ろについて空気抵抗を減らすことが重要です。
とはいえ、あまりにくっつきすぎると、接触事故が起こりかねませんので、かなり危険です。
チーム2人は徹底的に練習して、ぎりぎりまで近づけるフォーメーションを取得したようです。
6巻49話「740km」にて、シンクロストレートツインを披露し、カーブを曲がったり、ドリンクを手渡したりという芸当まで見せ、7巻54話「万策尽きて」にて、名前が判明しました。
若干、恥ずかしい名前ですが、必殺技はもりあがりますね。
チーム2人の漫画だけの活躍
チーム2人はインターハイでも活躍しますが、アニメ5期で、広島呉南工業の出番がカットされた関係で、チーム2人の活躍場面も大幅にカットされてしまいました。
アニメでのチーム2人の活躍は、ただ先行する集団に追いつくためだけで終わってしまったのは残念なところです。
チーム2人と広島呉南工業の浦久保、庭妻、東村の3人との勝負は、漫画だけの話になってしまいました。
アニメ5期で広島呉南工業の活躍シーンがカットされた理由については、下記記事で考察していますので、合わせてご覧ください。
チーム2人の今後
チーム2人の今後については、まだ分かりませんが、同じ大学に進んでチーム2人は継続してほしいという気持ちはあります。
ただ、インターハイでの活躍を見ると、もうチーム2人は不要なのかもしれないのかもしれません。
青八木は手嶋がいなくても体力のマネジメントができていたように思いますし、手嶋もクライマーとして十分戦えていたように思いますので。
チーム2人が大学で継続されるにしても、解散するにしてもおもしろい話が見られそうなので期待したいところです。
なお、手嶋と青八木の大学については、下記記事で予測していますので、合わせてご覧ください。
弱虫ペダルのチーム2人:まとめ
弱虫ペダルに登場する「チーム2人」とは、総北高校の手嶋純太と青八木一の2人が作ったチームです。
手嶋が作戦をたて、青八木が作戦を実行する形で、お互いの欠点を補うことを目的に結成されました。
また、シンクロストレートツイン(同調直列走法)という、風の抵抗を最小限に抑えた走りができます。
インターハイでは、手嶋がクライマー、青八木がスプリンターと脚質が違うことで、チーム2人の活躍シーンはあまり見られなかったのが残念です。
アニメでは、広島呉南工業に関する改変の関係で、さらにチーム2人の活躍が減ってしまいました。
今後手嶋、青八木の大学での活躍が描かれる際、チーム2人が継続されるのか、解散になるのか楽しみです。