この記事では、弱虫ペダル内で実施されたインターハイ千葉県予選について紹介しています。
弱虫ペダルではインターハイ全国大会が有名ですが、実は予選も行われていることをご存知だったでしょうか?
作中で描かれるのは千葉の予選だけですが、全国大会とは少し違うルールで行われています。
今回は、インターハイの千葉予選がどういったものか紹介したいと思います。
インターハイ千葉県予選:1年目
弱虫ペダルの1年目に行われたインターハイ千葉県予選について紹介していきます。
1年目のインターハイ予選は、5巻38話「インターハイ予選」にて読むことができます。
レース内容:1年目
5kmのコースを10週する合計50kmのレースです。
同じところを何周回かするクリテリウムという呼ばれるレース形式です。
大きな公園等を貸し切ったりして、比較的狭い場所でレースができるので、都市部で自転車レースをするのに向いた形式です。
細かいコースは分かりませんが、おそらくあまりアップダウンのないコースだと思いますので、スプリンターが有利だと思われます。
参加メンバー:1年目
総北高校からは金城、田所、巻島の3年生3人しかでていません。
ルール上は6人まで参加可能らしいので、かなり余裕の編成です。
しかも3人中1人はクライマーの巻島なので、このレース形式には不利なはずです。
ちなみに1年生4人は部活休みとしか聞かされておらず、インターハイ予選のことはまったく知らなかったようです。
ライバル:1年目
インターハイ千葉県予選に何校出場しているか分かりませんが、ライバル校として下記2校の名前があがっています。
- 柏東
- 幕張京葉
また、他都県から偵察として下記高校が来ているのが分かります。
- 石川代表金沢三崎工業
- 奈良代表山理学園
- 東京代表西多摩大学付属
この3校は「代表」と言われていたので、千葉よりも先に予選が行われたのだと思います。
ジャージ姿で会場に来ていたので、金城にすぐばれました。
東京はまだ分かりますが、石川と奈良の人が千葉までジャージで来る必要はないと思うのですが・・・。
なお、この先の話を知っている方には分かると思いますが、この3校はインターハイで特に活躍しません。
この時点では活躍の予定があったのかもしれませんが、結果的には思わせぶりなだけの登場でした。
結果:1年目
総北が1~3位を独占する形で圧勝しました。
もう総北にとっては、千葉予選なんか勝ってあたりまえということなんでしょうね。
千葉予選は1000km合宿前に行われましたが、もし予選負けしてたら合宿は無しになってたのかもしれません。
インターハイ千葉県予選:2年目
弱虫ペダルの2年目に行われたインターハイ千葉県予選について紹介していきます。
2年目のインターハイ予選は、32巻275話「鏑木一差のデビュー戦!」にて読むことができます。
レース内容:2年目
レース内容は1年目とほぼ同じですが、予選のルールが少し分かりました。
2年目は、6kmを10周する60kmのコースです。
場所は、千葉スポーツ総合センター周辺の道路を閉鎖して作った特設コースです。
去年と距離が違うので、1年目とは違う場所で開催されたものと思われます。
また、新たに「周回遅れになると強制リタイア」というルールが判明しました。
周回遅れがいると邪魔になりますし、勝ち目もないと思いますので、当然の措置だと思います。
参加メンバー:2年目
インターハイ2年目のメンバー6人で参加しています。
具体的には、手嶋、青八木、小野田、鳴子、今泉、鏑木の6人です。
2年目はフルメンバーでの参戦となりました。
ライバル:2年目
1年目に引き続き、千葉のライバルとして下記2校が描かれています。
- 柏東
- 幕張京葉
総北とこの2校をあわせて、千葉の3強といったところでしょうか?
それでも総北が強すぎますが。
また、2年目もライバルが偵察にきていました。
判明しているだけで下記4校です。
- 宇都宮中央
- 金沢三崎
- 静岡富士川
- 京都伏見
4校とも全国大会に出場しているので、おそらく各府県での予選は終わっているものと思われます。
ただ、京都伏見以外の3校の全国大会での活躍は特にありません。
結果:2年目
あたりまえですが、総北の勝利です。
一時は周回遅れになりかけたところから、1~6位を独占する形での勝利ですので、圧倒的な強さです。
総北はハンデをつけても、他校を圧勝するぐらい強いということですね。
弱虫ペダルのインターハイ千葉県予選:まとめ
千葉県予選はクリテリウムという形の5~6kmぐらいの短い距離を10周するレースが行われています。
千葉では、柏東、幕張京葉という2校が強いようですが、総北の足元にも及びません。
1年目2年目ともハンデをつけた状態でも、圧倒的な勝利をおさめ、総北が全国大会に駒を進めました。