この記事では、葬送のフリーレンに登場するラントのプロフィール、使用魔法等について紹介しています。
コミックス4巻から始まる一級魔法使い試験では、多くの新キャラが登場しました。
一級魔法使いを受験するために多くの魔法使いが、オイサーストの街へ集まってきました。
その中でも、ラントはメガネをかけた地味な見た目とはウラハラに、優れた実力を隠し持ったような謎の多いキャラです。
今回は、ラントのプロフィール、使用魔法等について紹介します。
ラントの基本情報
ラントの基本情報について紹介します。
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) March 3, 2023
●ラント●
一級魔法使い。心を開かない。開きたくない。#人気投票第12位 pic.twitter.com/SA9Ilo8Ikt
年齢
ラントの年齢は、20歳前後ではないかと考えられます。
作中で明言はされていませんが、見た目からフェルンよりは少し上ではないかと思います。
身長
ラントの身長は、175cmぐらいだと推測します。
ラントがフェルンと横並びになった時、フェルンより頭1つ分くらい背が高いようです。
フェルンの身長は153cmぐらいと推測していますので、それより20cmちょっと高い175cmぐらいではないかと考えました。
ラントの性格
ラントは一級魔法使い試験受験者の中でもかなりクセのある性格をしています。
特徴的な性格を紹介します。
人を信用しない
「人を信用しない性格」と自分で言っています。
そのため、あまり他の受験者と仲良くしているシーンもありません。
唯一、「メガネくん」と親しげに声をかけてくれるユーベルに対しても「頭の足りない子嫌いなんだよね」と冷たい態度をとっています。
ただ、試験中にラントが他の人とあまり関わらなかったのは、試験に参加しているのが分身ということがバレないようにするためだったのかもしれません。
用心深い
「知らない相手と戦う前には必ず様子見をする」と言っていますので、かなり用心深い性格も見てとれます。
一級魔法使い試験に、自身がいかず、分身だけを送り込んだのも用心深さからかもしれません。
自分のせいで誰かが死ぬのが嫌
ラントは冷たい性格と思われましたが、二次試験でユーベルを助けています。
「お人好し」ではなく、「自分のせいで誰かが死ぬのが嫌」とユーベルは分析しています。
もしかしたら、過去にラントが関わった人が死んでしまったとかいうエピソードがあるのかもしれません。
ラントの使用魔法
ラントの使用魔法について紹介します。
分身魔法
正確な名称は不明ですが、ラントは「分身魔法」を使用できます。
「幻影魔法」とは違い、実体もあるようです。
ユーベルの見立てでは、本人と同一の機能をもつほどの完璧な複製のようです。
しゃべることもできますし、血を流している様子もありますので、並の人間では分身と気づかないと思われます。
また、最低でも2体の分身を作ることができることが分かっています。
ラントが作る分身は、魔力探知ができれば見破れるレベルの分身と、簡単には見破れない分身の2種類があるようです。
意図的に魔力探知で見破れる分身を作っているのか、2体同時に分身を作ると精度の悪い分身ができるのかは不明です。
魔力探知で見破れる分身
魔力探知で簡単に見破れる分身は、様子見のために使用されていました。
シャルフのように魔力探知が苦手な相手であれば、十分機能するようです。
一方、ユーベルぐらいになると、ラントが一次試験開始時点から分身であることに気づいていましたので、通用しないと思われます。
魔力探知で見破れない分身
ラント本体と思われていたのも、実は分身でした。
こちらの分身は、作中ではゼーリエしか見破っておらず、ユーベルも気づいていなかったので、かなりのレベルの分身と考えられます。
分身を使った同時攻撃はできない?
分身を使って2人がかりで同時攻撃をするといったことはできないような気がします。
作中でも、分身とあわせて2体のラントが動いているシーンはありません。
あくまで様子見のためのコピーで、攻撃力をあげるような使い方はできないのだと思います。
電撃魔法
シャルフ相手に首元に「バチン」と、電撃魔法のようなものを浴びせています。
詳細は不明ですが、スタンガンのような魔法に見えます。
シャルフがしびれて動けなくなっているようですので、かなりの衝撃があると思います。
相手を捕獲するため等に使う魔法なのかもしれません。
ラントの活躍シーン
ラントの一級魔法使い試験での活躍シーンを紹介します。
初登場
ラントの初登場は、コミックス4巻37話及びアニメ18話です。
一次試験でフェルンと同じチームになります。
一次試験
一次試験開始早々に、隕鉄鳥(シュティレ)を捕獲したラント達は、ヴィアベルチームに襲われます。
ラントは、シャルフと1対1で戦うことになります。
ラントとシャルフでは格が違うようで、分身魔法で様子見を行い、スタンガンのような電撃魔法で無傷で勝利しています。
まだ本気を出していないようですので、かなりの実力者ということがわかります。
二次試験
ラントは、ユーベルと二次試験の課題である「地下迷宮の攻略」に挑みます。
おそらく、ラントが1人で行こうとしたところをユーベルがついてきたのでしょう。
ラントは、道中、水鏡の悪魔が生み出したのユーベルの複製体に襲われます。
ユーベルに襲われたラントは瀕死状態でしたが、またしてもこれはラントの分身でした。
最後は、ユーベル、デンケンと組んで、ユーベルとラントの複製体と戦っています。
かなり苦戦したようで、水鏡の悪魔が倒されて、複製体が消滅するまで決着はつかなかったようです。
三次試験
三次試験はゼーリエとの面接になりました。
ゼーリエは、試験に来ているのが、ラントの分身と気付き、本体が故郷の村にいることを見抜いてしまいます。
故郷の村がどこにあるかは不明ですが、遠隔操作で一級魔法使いに合格するというのはすごすぎます。
度胸のよさがゼーリエに認められて、ラントは合格となりました。
試験後
ラントはユーベルに対して、「もう付いてくるなよ」と言い残し、試験会場をあとにしています。
その後の様子が描かれていませんが、試験会場にきているのは分身ですので、どこかで分身を消したのでしょう。
ラントの分身をフリーレンとフェルンは見破っていた?
コミックス7巻58話で、一級魔法使い試験を受験していたラントは、分身だったことが判明します。
作中でそのことを見破ったのは、ゼーリエのみです。
ユーベルはずっと近くにいましたが、気づいていなかったようです。
では、他にラントが本体ではないと見破っていた人はいたでしょうか?
個人的には、フリーレン、フェルンあたりは気づいていたのではないかと思います。
ただ、一次試験ではラントはフェルンのチームでしたので、フェルンが不利になることをわざわざ言わなかったのではないでしょうか。
一方、デンケンや試験官であるゲナウ、ゼンゼは気づいていなかったと考えます。
ラントの近くにずっといれば、この3人は見破れたかもしれませんが、ラントとほとんど接近していませんでしたので気づかないままだった可能性が高いです。
ゲナウやゼンゼがもし気づいていたら、ラントは失格になっていたかもしれませんね。
ラントの再登場はある?
ラントの再登場はあると考えています。
一級魔法使い試験に合格していますので、何らかの形で魔族討伐に派遣され、フリーレン達と出会う可能性は高いでしょう。
また、あまりにも謎の多いキャラですので、何かメインストーリーに関わる秘密を持っていてもおかしくないように思います。
(2024/3/10追記)126話「新たな任務」にて、ラントが再登場しました。
まとめ
葬送のフリーレンに登場するラントについて紹介しました。
- 年齢:20歳前後(推測)
- 身長:175cmぐらい(推測)
- 使用魔法:分身魔法、電撃魔法
- 性格:人を信用しない、用心深い、自分のせいで誰かが死ぬのが嫌
ラントはメガネが特徴で、分身魔法を得意とする魔法使いです。
分身魔法のおかげで、ほぼ無傷で一級魔法使い試験合格となりました。
踊らくことに、試験に参加していたのも分身だったという事実が判明しました。
真の実力が分からない謎の多いキャラですね。
いずれ再登場することを期待します。
(2024/3/10追記)126話「新たな任務」にて、ラントが再登場しました。