この記事では、葬送のフリーレンの主人公「フリーレン」が魔法を収集する本当の理由について紹介しています。
フリーレンは、旅の途中で人々を手伝い、お礼として魔法をもらうことが多いです。
一見すると役に立たない魔法ばかりなのに、本人は満足気です。
なぜ、フリーレンは魔法を収集するのでしょうか?
それは、今は亡き師匠のフランメと関係しているようです。
今回は、葬送のフリーレンの主人公「フリーレン」が魔法を収集する本当の理由について紹介します。
フリーレンの最初の目的は魔法収集
コミックス1巻1話及びアニメ1話にて、魔王討伐後にヒンメル一行は解散します。
その時、フリーレンは「魔法の収集を続けるよ」と言います。
当初のフリーレンの旅の目的は、「魔法の収集」でしたが、理由について語られませんでした。
コミックス1巻2話及びアニメ2話で、フェルンに「変な魔法ばかり集めていますね」と聞かれます。
その時は、「趣味だからね」とフリーレンは答えています。
話が進んでいくと、この時の答えは少しごまかしたのかなと思えます。
フリーレンが魔法を収集する本当の理由
フリーレンが魔法を収集する本当の理由は、122話で明かされます。
122話では、フリーレンの師匠であるフランメとの回想シーンが描かれます。
フランメは、魔法に関する理論を100以上生み出したそうです。
さらに、「私の理論が多くの魔法を生み出す」と続けます。
フランメが作った魔法の理論が派生して、色んな魔法が生まれていくということですね。
フリーレンの世界の魔法は、現実世界における科学みたいなものなのかもしれません。
最後にフランメは「お前が一生かけても学びきれないほどの魔法を、この世界に残してやるって言ってるんだ」としめます。
世の中にある魔法の多くは、フランメが間接的に生み出したものといえるのでしょう。
ですので、「フランメが魔法使いとして生きてきた証」として、フリーレンは魔法の収集を続けていると考えられます。
くだらない魔法であっても、フリーレンにとっては、フランメの子供みたいなものなのかもしれませんね。
フリーレンが人助けの報酬をもらう理由
なお、フリーレンは人助けの報酬として、魔法をもらうことが多いです。
人助けをタダでしない理由は、コミックス8巻77話で判明しています。
ヒンメルが人助けをした時に必ず報酬をもらっていたから、フリーレンもそれを真似しているようです。
ヒンメルが言うには、「報酬をもらっておけば貸し借りはなくなるだろう」ということらしいです。
さらに「相手に貸しを作ってしまったら本当の意味で助けたことにはならないだろう」と続けます。
相手のことも考えて、報酬をもらっているとは、さすがヒンメルといったところです。
フリーレンにとっては、魔法の収集がメインの目的のような気もしますが。
まとめ:フリーレンが魔法収集をする理由
フリーレンが魔法収集をする本当の理由は、「フランメが魔法使いとして生きてきた証」を感じるためだと考えられます。
ただ、本当の理由を言うのは照れくさいのか、フェルンには「趣味」としか答えていません。
なお、フリーレンが人助けで必ず報酬をもらうのは、「相手に貸しを作らない」というヒンメルの意志を引き継いでいるからです。