この記事では、弱虫ペダルに登場する広島呉南工業高校の浦久保優策(うらくぼゆうさく)の過去について紹介しています。
弱虫ペダルでは、2年目のインターハイには出場しているのに、1年前のインターハイにはなぜか出ていないキャラがいます。
1年生ならわかりますが、2年生以上になるとなぜ登場していないのか不思議に思います。
今回は、そんなキャラの1人である、広島呉南工業の浦久保優策にスポットを当ててみたいと思います。
弱虫ペダル浦久保の過去:ロードレース開始まで
浦久保の過去は、コミックス52巻443~444話にて語られます。
同じ、広島呉南工業の庭妻の回想という形で、浦久保の過去が語られます。
庭妻は、浦久保の近所に住んでいたようです。
浦久保はあまり人付き合いが得意ではなく、庭妻が遊びに誘っても断ってばかりいました。
このころの浦久保にとっては、土日に父親といっしょに漁船にのり、漁をすることが最大の楽しみだったようです。
この時の経験で、空気を読んだり、恐怖心を持たずに攻める走りができるようになったようです。
ただ、父親が漁をやめたことで、中学生になった浦久保は土日に暇を持て余すことになりました。
この時、庭妻が浦久保をロードレースの世界へと誘います。
見た目からすると乱暴そうな庭妻が、面倒見がいいのが驚きでした。
初期の設定では、庭妻も乱暴なキャラだったのではないかなあと思ったのですが、浦久保が凶悪すぎたので、それをフォローさせる役回りにされたのかもしれません。
漁で鍛えられたおかげか、浦久保は体幹やバランス感覚が優れていたようです。
庭妻から見ると、浦久保は天才だったようです。
他のスポーツからロードレースに転向して才能を開花させる選手もいるので、浦久保もそのパターンなんだと思います。
なお、この時に乗っていた自転車にそのまま乗っているかは不明ですが、浦久保がインターハイで乗っている自転車については、下記記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
弱虫ペダル浦久保の過去:インターハイ出場まで
浦久保は、ロードレースではいい成績を出していましたが、チームメイトとはうまくなじめなかったようです。
また、漁をしていたせいか、大物をしとめたいという気持ちが大きくなっていきます。
浦久保にとっては、インターハイに出ることよりも、大物である先輩の待宮をしとめることの方が重要だったようです。
しとめるといっても、レースに勝つことではなく、待宮を落車させることが目的だったようです。
浦久保が2年になった時、とうとう待宮を落車させてしまいます。
浦久保と庭妻が1年目のインターハイに出られなかった理由が必要だったからだと思うのですが、落車させて喜ぶというのが理解できませんでした。
一応、ロードレースの世界に誘ってくれた庭妻のために、大物をしとめようとしたという説明はあるのですが、強引な感じがしますね。
その後は、レースで勝つことを目標に努力し、インターハイ出場へとこぎつけました。
もし最初からレースに勝つことを目標にしていれば、1年目の広島呉南工業のメンバーに庭妻と浦久保の姿があったかもしれません。
そうなると、1年目はもっと強いチームだったかもしれませんね。
ただ、1年目も2年目も広島呉南工業は、チーム全員の力を全力で発揮できたとはいえないので、結果は変わらなかった可能性の方が高いです。
広島がかませ犬であるという話は、下記記事に書いていますので、合わせてご覧ください。
弱虫ペダル浦久保の過去:まとめ
浦久保をロードレースの世界に誘ったのは、庭妻でした。
浦久保は、庭妻のために何かしたいと思い、先輩の待宮に対してラフプレイをしかけます。
そのせいで、浦久保と庭妻は1年目のインターハイに出られませんでした。
その後は、レースで勝つことだけに集中し、見事インターハイ出場となります。
面倒見がいい庭妻と、不器用ながらも庭妻に恩を返そうとした浦久保の友情が見られる過去でした。
ただ、庭妻のためという理由で、待宮にラフプレイをしかけた浦久保の行動は、無理やりな感じがしたのは残念なところです。