この記事では、弱虫ペダルの手嶋が変わりすぎと言われる件について紹介しています。
漫画の連載が長く続くと、登場人物の見た目や性格が変わるといったことはよくあります。
弱虫ペダルでよく言われるキャラは、手嶋純太です。
初期と比べて、どのタイミングでどう変わったのか、紹介していきたいと思います。
初期の手嶋純太のイメージ
手嶋は、コミックスの5巻41話「合宿初日」にて、初めて顔が登場します。
それまでにも後ろ姿は確認できることがありましたが、顔がはっきりするのはこの回が初めてです。
私が手嶋に感じた印象は、「不気味なかっぱ」でした。
初期の手嶋は、チリチリパーマで、黒目が小さく、口が大きくて、鼻ははっきりと描かれていませんでした。
何となくジメッとした雰囲気があり、何を考えているのか分からない不気味なキャラでした。
ここまでの話でも、手嶋の姿をはっきり出さなかったのも、この不気味さの演出のためだと思います。
勝つためには、どんな手でも使うというキャラということもあり、陰湿なイメージがすごくありました。
いわゆる「陰キャ(陰気なキャラ)」と呼ばれるタイプのキャラと認識していました。
とてもじゃないですが、イケメンキャラではなかったですね。
手嶋の変化途中のイメージ
初期のチリチリパーマはやりすぎたと思ったのか、1000km合宿中(コミックス6巻の途中)に、手嶋の髪は少しウエーブがかかったぐらいのパーマに落ち着きました。
これだけでもかなり不気味さは解消されたように思います。
その後は、大きな変化はなく、1年目のインターハイを迎えることになります。
この時点では、不気味な感じはないけど、イケメンでもないという感じでした。
性格に関しても、陰湿な感じはなくなり、総北チームを応援する心強い味方という感じになりました。
変わりすぎた手嶋
手嶋が変わり過ぎたのは、235話「最後の峰ヶ山」で、キャプテンに任命されたところからではないかと思います。
キャプテンになり、今後活躍させるために、見た目や中身にテコ入れしたのかもしれませんね。
見た目と性格がそれぞれどう変わったのかについて紹介していきます。
見た目
見た目で特に大きな変化があったのが目だと思います。
それまでは、単なる黒い点だった黒目が、しっかりと書き込まれるようになったようになりました。
これだけで、イケメン度がかなりあがったように感じました。
また、鼻や口もはっきりと描かれるようになり、顔立ちがより整ったように思いました。
性格
上にも書いたように、初期のころの手嶋は、どちらかというと「陰キャ」と思われる雰囲気でした。
手嶋の普段の生活が描かれるようになると、実は「陽キャ(陽気なキャラ)」だったということがわかります。
カラオケが好きで、人当たりも良く、社交的な雰囲気が随所で見られます。
また、後輩に対しても初期はいじわるな先輩だったのが、すっかり優しい先輩になってしまいました。
まあ、どうしてもインターハイに出たいという気持ちが強くなりすぎて、1年目の合宿では小野田達にきつくあたっただけなんだと思います。
ですが、その分何が何でも勝ちにこだわるというキャラじゃなくなってしまったように思います。
2年目のインターハイでは、しなくてもいい勝負をしたり、策略なしで正々堂々勝負し過ぎかなあと思うところが多くなってしまいました。
これは、手嶋のかっこよさでもあるのですが、インターハイで優勝を目指すチームのキャプテンなら、もっと勝ちにこだわらないといけないという声もありました。
これらの手嶋に関する考察は、下記記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
弱虫ペダルの手嶋は変わりすぎ:まとめ
初期の手嶋は、どこか不気味な雰囲気を持った、かっぱのような見た目のキャラでした。
ですが、徐々に見た目も中身も不気味さがなくなっていき、キャプテンに就任した際には、イケメンキャラへと変貌しました。
性格も勝ちにこだわる策略家から、正々堂々勝負する紳士になりました。
見た目も中身も初期とギャップがありすぎるので、「手嶋変わりすぎ」と思う人が多いのも納得です。