岸神小鞠の過去に何があった?キャラが変わるほどの筋肉好き!

この記事では、弱虫ペダルに登場する岸神小鞠の過去について紹介しています。

コミックス44巻のネタバレを含みます。

弱虫ペダルの岸神小鞠は、京都伏見高校の御堂筋の後輩です。

御堂筋は小鞠の実力を認めているようですが、小鞠と御堂筋がいつ出会ったのか、なぜ実力を認めているのかという説明はずっとされないままでした。

今回は、そんな謎の多い岸神の過去について紹介したいと思います。

目次

岸神小鞠の過去

岸神小鞠の過去は、コミックス44巻379話「花畑」から381話「心の函」までの3話分あります。

内容を整理しながら、紹介していきます。

小鞠の幼少期

岸神は京都の大きな屋敷に生まれ、しつけも厳しいようで、感情をあまり表に出さないように言われ、育ちました。

小さい頃から本が好きだった小鞠ですが、人間の体にも興味があったようです。

しかし、感情を表に出さないようにしつけられていたので、人の体に触れたいという欲求を口にするのは抵抗があるようでした。

この頃は、本好きのおとなしい男の子という感じですね。

御堂筋との出会い

御堂筋と岸神の出会いは、御堂筋が中学3年、岸神が中学2年の時でした。

本をのんびり読める場所を探して、「あらしやま自転車パーク」という場所に行った時にロードバイクの練習をしている御堂筋に出会いました。

最初は本を読む目的で来ていた小鞠ですが、御堂筋の筋肉に興味を持つようになり、気づけば毎日のように御堂筋の練習を見に来るようになってしまいます。

なんだか恋する乙女みたいな感じですね。

目的が御堂筋本人じゃなくて、御堂筋の筋肉というのがおかしなところですが。

ロードバイクに乗るきっかけ

何度か御堂筋に会ううちに、小鞠はとうとう御堂筋の筋肉を触りたいと言ってしまいます。

はっきり言って、へんたいですね。

普通ならひくところだと思いますが、御堂筋は、自転車で自分に追いつけたら筋肉を触らしてやると小鞠に約束します。

これがきっかけで小鞠がロードバイクに乗り始めます。

展開が多少強引な展開ような気がしますが、小鞠にはロードバイクに乗る明確な目的ができたようです。

小鞠の中学時代の練習風景はほとんどありませんが、御堂筋がいうには常人の伸びではなかったようです。

目標がしっかりしているから、練習もがんばったんでしょうね。

このころには、おとなしいイメージのキャラはなくなっており、筋肉にまっしぐらの異様なキャラになっていました。

抑えていた欲望を開放したら、とんでもないキャラになってしまったようです。

親御さんはすっかりイメージの変わった小鞠を見て、どう思っているのでしょう?

京都伏見入学

その後、京都伏見に入学した小鞠は、御堂筋のマッサージャーとして自転車競技部に入りました。

御堂筋はマッサージ係として利用しているだけと言っていますが、おそらく当初の約束を守ったのだと思います。

となると、何らかのハンデはあったにしても、自転車で御堂筋においつけるぐらいの実力に小鞠はなったと考えていいと思います。

少なくとも、御堂筋は小鞠のことをザクとは思っていないと思います。

御堂筋の言う「ザク」については下記記事を御覧ください。

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インターハイ出場の理由

小鞠は御堂筋の筋肉をマッサージすることで一応満足していたようでした。

しかし、止まっている筋肉ではなく、躍動している筋肉を触りたくはないかと小鞠にけしかけます。

インターハイに出場すれば、躍動する筋肉に触れるということですね。

ただ、レース中にむやみに他の選手の体にさわるのってどうなのかなあと思いますけどね。

ロードレースってスピード出ているので、ちょっとした接触でも落車につながったりして、危ないと思います。

まあ、筋肉に夢中な小鞠はそこまで考えなかったのでしょう。

岸神小鞠の過去から見る実力

岸神小鞠は、ロードバイクに乗り始めてから約2年で御堂筋が認める実力になりました。

インターハイのトップクラスと対等に勝負できるぐらいの実力といえると思います。

小鞠は読書好きで、おそらくスポーツとは無縁の生活を送っていたと思われますので、たったの2年でこの成長はすごいと思います。

同じくロードバイク歴が浅い小野田坂道は、小学4年生のころから片道45km以上離れた秋葉原に自転車で行っていたという素地がありました。

そう考えると、小鞠の方が成長率は上かもしれません。

筋肉が好きということで、どう動かせば効率よく自転車をこげるかという筋肉の研究もしっかりしたのが、小鞠の成長につながった可能性もあります。

相手の筋肉を触ると実力や調子なんかもわかるようですので、戦略を立てるのにも重要な役割を果たせる点も強みですね。

ただ、他の選手と違って、勝つことよりも筋肉が目的になっている点だけが弱点かもしれません。

岸神小鞠の過去:まとめ

岸神小鞠は中学2年の時に御堂筋に会い、御堂筋の筋肉を触りたいという理由でロードバイクに乗り始めました。

たった2年でインターハイのトップ選手と渡り合える実力を身につける伸びを見せました。

筋肉で相手の実力がわかるという強みもありますが、筋肉に夢中すぎるのが弱点でもある異様なキャラです。

御堂筋のサポートをするには、このぐらい変なキャラじゃないとつとまらないですね。

 

 

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