弱虫ペダルの井瀬慎也ってどんな人物?メガネキャラから鬼軍曹へ!

この記事では、弱虫ペダルに登場する井瀬慎也について、紹介しています。

コミックス63巻までのネタバレを含みます。

弱虫ペダルには、インターハイには登場しているものの、あまり目立たない高校がたくさんあります。

そんな中、比較的出番が多いのは、熊本台一高校です。

今回は、そんな熊本台一の井瀬慎也というキャラにスポットをあてて紹介したいと思います。

目次

弱虫ペダルの井瀬慎也の基本データ

まずは、井瀬慎也の基本データから紹介します。

  • 高校:熊本台一高校
  • 学年:高校二年生→三年生
  • 身長:173cm
  • 体重:65㎏
  • 誕生日:8月31日
  • 血液型:A型
  • 脚質:不明
  • ゼッケン番号:神奈川大会53、栃木大会81
  • 声優:菊池幸利(1・2期)、古川慎(4期)

脚質は不明ですが、作中での状況を見ると、オールラウンダーかスプリンターのどちらかだと思います。

なお、声優さんについての詳しい話は、他の熊本台一のキャラとあわせて下記記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。

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井瀬慎也の登場シーン:1年目のインターハイ

井瀬慎也の1年目のインターハイでの登場シーンを紹介していきます。

初登場

初登場は、コミックス15巻124話「総北劣勢」です。

1年目のインターハイ2日目に登場します。

当時のキャプテン田浦良昭の後にぴったりとくっついて走るメガネキャラとして登場しました。

この時点では、メガネをかけて華奢な感じの参謀っぽいキャラのようなイメージでした。

この後、コミックス16巻131話「小野田の走り」にて、「井瀬」という名前が判明します。

1年目最後のシーン

名前が判明した後しばらく登場はなく、再登場は3日目になります。

コミックス19巻162話「協調」にて、疲れ切った様子の熊本台一が描かれます。

ここでようやく井瀬のセリフが、確認できます。

また、2日目にチームメイト3人がタイムアウトによりリタイアしており、熊本台一は井瀬を含めた3人しか残っていないことも確認できます。

2年生ながら、タイムアウトせずに残っていることから、熊本台一の中ではかなりの実力者であることがわかります。

ただ、残念ながらこの後は広島が率いる大集団に巻き込まれ、実力を発揮することなく1年目のインターハイを終わることになりました。

参謀っぽい見た目でしたが、具体的に何か作戦を立てたりするシーンはなかったので、1年目はどういったキャラかあまり分からないまま退場となりました。

井瀬慎也の登場シーン:2年目のインターハイ

井瀬慎也の2年目のインターハイでの登場シーンを紹介していきます。

再登場

2年目のインターハイでは、井瀬は熊本台一のキャプテンでエースとして再登場します。

インターハイ2日目の、45巻386話「遅れる総北」にて、井瀬の姿が確認できます。

1年目と同じくメガネキャラは変わりませんでしたが、色黒で体もがっちりとした別人のようになってしまいました。

中身も豪快な感じのキャラに変貌していました。

1年目に広島に利用されたことを後悔して、鬼軍曹としてチームを率いることを決意したことでイメージががらっと変わったようです。

2年連続登場するキャラは何人かいますが、中も外も一番イメージが変わったのがこの井瀬だと思います。

1年目の井瀬の印象が薄かったのもありますが、説明がなければ同一人物だとはわかりませんでした。

2日目の作戦失敗シーン

熊本台一は、一時的にチーム順位が3位になりますが、2日目の山岳コースに入ったタイミングでなぜかバラバラになってしまい、全員調子を崩したような姿が確認できます。

何があったのかは描かれていないのですが、山で他のチームにペースを乱されたことが原因のようです。

これに関しては、井瀬のキャプテンとしての資質が問われる部分かなあと思いました。

他のチームがどう行動しようとも、まだ2日目ですので、冷静に対処することもできたんじゃないかと思います。

ここで勝負を急がずに、ペースを乱さなければ優勝争いにもからむことができたかと思うと残念なところです。

豪快なキャラになったことが裏目にでたのかもしれません。

3日目の作戦失敗シーン

2日目でぼろぼろになった熊本台一は、3日目に他のチームと協調することを考えます。

何とか複数のチームをまとめることはできましたが、集団内で生まれた不満をうまくコントロールすることはできず、集団の意思統一ができませんでした。

井瀬は、鬼軍曹と自称していますが、本当は他人に厳しくするのは苦手なのかもしれないと思いました。

不満があるなら切り捨てるぐらいの気持ちで集団をコントロールできていれば、違う展開になっていたかもしれません。

実際、後輩にも恐れられている感じはなく、慕われているように見えましたので、鬼にはなりきれていなかったと思われます。

集団のコントロールがうまくいっていないことを広島の浦久保に見抜かれ、またも利用されることになってしまいました。

結果、広島だけが先行し、熊本台一を始めとした大集団は取り残されることになってしまいました。

2年目最後のシーン

井瀬の最終順位は不明ですが、チームとしては4~7位ぐらいでゴールできたのではないかと思います。

63巻540話「大空に手を挙げた者」にて、ゴールに近いと思われる場所で、広島の後ろを走る井瀬の姿が確認できます。

広島とはかなり近い位置でしたので、もしかしたら、最後の最後で、利用された広島に一矢報いて、逆転したかもしれません。

実際のところは分かりませんが、こんな想像をしてみると、少し井瀬が報われるように思います。

弱虫ペダルの井瀬慎也:まとめ

井瀬慎也は1年目、2年目のインターハイに登場した熊本台一のキャラです。

1年目は目立った活躍はなく、あまりキャラがわからないまま終わってしまいました。

2年目には鬼軍曹として復活しましたが、鬼になりきれなかったのかリーダーとして十分な働きができたとはいえませんでした。

結果、2年続けて広島に利用されてしまうという、残念な結果になりました。

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