1984年から少年ジャンプにて連載が始まり、終了した今でもアニメの新シリーズが作られるほどの超人気作品「ドラゴンボール」同作品の初期に登場した敵キャラ「タオパイパイ」は初めて悟空を敗北させた敵としてインパクトを残しました。そんなタオパイパイにはモデルとなった人物がいると噂され、それが「いしかわじゅん」という方。いったいどんな人なのか、噂や二人の共通点について調査してみました。
タオパイパイのモデルはいしかわじゅん?
世間では、タオパイパイのモデルはいしかわじゅんという人ではないかと噂されています。漫画などの創作物で、実在の人物をモデルにするのはよくある話で、鳥山明さんの代表作である「Dr.スランプ」に登場する「Dr.マシリト」は、当時の担当編集だった鳥嶋和彦さんがモデルだったという話は有名です。このように知り合いをモデルにした前例があるため、ドラゴンボールではタオパイパイのモデルになったのはいしかわじゅんさんだという可能性はあります。
いしかわじゅんって誰?
いしかわじゅんさんという方はいったいどんな人なのでしょうか?調べてみたところ以下の様な人だという事がわかりました。
- 本名:石川 潤(いしかわじゅん)
- 生年月日:1951年2月15日(現73歳)
- 活動期間:1976年~現在
- 代表作:東京物語、吉祥寺キャットウォーク
いしかわじゅんさんは鳥山明さんと同じく漫画家であり、ギャグやコメディを得意とする漫画家。漫画評論家として活動していたこともあるようです。
いしかわじゅんと鳥山明は知り合い
なお、Xではこのようなポストも見つかりました。
鳥山明さんの訃報に嘆くいしかわじゅんさんのポストに引用する形で投稿されたものの様ですが、画像を見てわかるように2人は知り合いだったようです。ポストにはタオパイパイのモデルはいしかわじゅんだと書かれていますが、画像には特に記載されていませんでした。しかし鳥山さんがイラストを描き起こすほどの交友がある事を考えると、タオパイパイのモデルがいしかわじゅんさんである可能性は高いでしょう。
いしかわじゅんとタオパイパイの共通点
ネットでタオパイパイといしかわじゅんさんの写真を調べて見比べてみるとよく似ていることがわかります、顔つきやひげなどもそうですが、特に目元はそっくりですね。
いしかわじゅんの作品にも共通点が?
また、いしかわじゅんさんの過去の作品に「ドドンパ主義!!」というものがあります。勘のいい方はお気づきですね?そう、タオパイパイの代表的な技と言えば「どどん波」です、おそらく偶然ではないでしょう。これもまたタオパイパイのモデルはいしかわじゅんさんであるという噂を裏付けるものになっています。
もう1人のそっくりさん
実はタオパイパイのモデルはいしかわじゅんさんだけでなく、ジャッキーチェンの映画である「スネーキーモンキー蛇拳」の「上官逸雲(演:黄正利)」だという噂もあり、こちらもまた服装を含めそっくりです。
結局のところ噂の真相はどうなの?
もう1人のそっくりさんが出てきてわからなくなってきましたが、一方でプロデューサーや評論家として活動する岡田斗司夫さんはYouTubeでこのように話していました。
動画で言われているように、鳥山さん自身が「いしかわじゅんがモデルだ」というように語っていたとのことで、「タオパイパイのモデルはいしかわじゅんさんである」という事は間違いないようです。
まとめ
今回は、いしかわじゅんさんはタオパイパイのモデルであるという噂や、その2人の共通点について調査しました。タオパイパイといしかわじゅんさんは顔のパーツのどれをとってもそっくりで、過去の作品と技名で「どどんぱ」という単語が被るという偶然にしてはあり得ない共通点もあります。身近な人をモデルにして魅力的なキャラを作り上げる鳥山さんのセンスには驚かされるばかりですね。