この記事では、葬送のフリーレンに登場する種族の寿命について考察しています。
葬送のフリーレンには、大きく分けて4つの種族が登場します。
- 人間
- エルフ
- ドワーフ
- 魔族
それぞれ見た目は似ていますが、寿命は大きく違っています。
この寿命の違いが、命に対する考え方の違いにもなり、葬送のフリーレンのおもしろさに繋がっていますね。
ただ、種族によって寿命がどれだけ違うのかは、あまりはっきり書かれていません。
今回は、葬送のフリーレンに登場する種族の寿命について考察していきます。
葬送のフリーレンでの人間の寿命
葬送のフリーレンに登場する人間の寿命は、現在の日本の寿命とあまり変わらないのではないかと思われます。
おそらく80年くらいが、寿命ではないかと思われます。
ヒンメルもおそらく80歳くらいで亡くなっていると思われます。
ハイターはそれより25年くらい長く生きていますが、フリーレンに「まだ生きてたんだ」と言われるくらいなので、長生きなのでしょう。
魔法が発展しているおかげで、病気や怪我で亡くなることがあまりないのかもしれませんね。
フリーレンの年齢とエルフの寿命
フリーレンの年齢とエルフの寿命について、考察してみます。
フリーレンの年齢
作中でフリーレンの年齢については、明言されていません。
おそらくですが、フリーレンの年齢は、1,000歳以上2,000歳未満ではないかと思われます。
そう考えた理由について説明していきます。
フリーレンが千年以上生きているということは、作中の発言から確実です。
この時、二千年以上生きているのなら、「二千年以上生きている魔法使い」と名乗っていると考えられます。
ですので、フリーレンの年齢は1,000歳以上2,000歳未満ではないかと思われます。
エッ、フリーレンと土蜘蛛さんって
— 葉桜 (@hTJZt8Df6mrJxZa) October 1, 2023
もしかして同世代?!Σ(゚д゚;)
年齢近いのッ?! pic.twitter.com/gqGWFygfq6
エルフの寿命
エルフの寿命について、作中では名言されていません。
フリーレンが千年以上普通に生きていますので、エルフの寿命も千年以上だと考えられます。
ちなみに、ロード・オブ・ザ・リング等で有名なトールキンの作品においては、エルフには寿命がないようです。
ある一定まで成長したあとは、老いることもないという設定のようです。
葬送のフリーレン内で、寿命で亡くなったエルフの話がありませんので、葬送のフリーレンでもエルフに寿命はないのかもしれません。
一応「緩やかに絶滅していっている」ということをフリーレンが話していますが、寿命でなくなっているのか、ケガや病気で亡くなっているのかは不明です。
アイゼンの年齢とドワーフの寿命
アイゼンの年齢とドワーフの寿命について考察してみます。
ドワーフの寿命
コミックス4巻33話にて、ドワーフの寿命が300年くらいという話があります。
人間の4倍弱くらいの寿命のようです。
33話に登場したドワーフのフォル爺は、400年近く村を守ってきたというので、人間でいうと100歳を軽く超えていそうです。
トールキンの作品においては、ドワーフは250歳以上生きるという設定があるようですので、トールキンの設定を踏まえているのかもしれません。
アイゼンの年齢
アイゼンについても、年齢が作中で明確に分かる描写は、ありません。
ですので、作中の描写をもとに推測してみます。
コミックス1巻1話でヒンメルが亡くなった時、「もう斧を振れるような歳じゃないんだ」と発言しています。
目の下のしわも気になるところですので、人間でいうと60代半ばくらいではないかと推測します。
人間の4倍弱の寿命と考えると、240歳くらいということになりそうです。
それをもとに、アイゼンの実年齢と人間に換算した時の年齢は下記のようになります。
- 魔王討伐への旅立ち時:180歳くらい(人間でいう48歳くらい)
- 魔王討伐完了時:190歳くらい(人間でいう50歳くらい)
- ヒンメル死亡時:240歳くらい(人間でいう64歳くらい)
- シュタルク初登場時:270歳くらい(人間でいう72歳くらい)
コミックス1巻12話においてシュタルクが「あんまりのんびりしていると師匠が死んじまうんだ」と語っています。
この計算どおりだとすると、アイゼンの寿命は30年くらいあることになりますので、一見すると矛盾しているように見えます。
しかしながら、300年という寿命はあくまで平均と考えると、それより前に亡くなることも十分考えられますので、矛盾しているというほどではないといえます。
魔王討伐への旅立ちが、人間で言う50歳前後というのは遅いように感じますが、ドワーフは体力のピークが人間より遅いのかもしれません。
多少強引に解釈しましたが、一応それっぽい内容になっているかと思います。
魔族の寿命
魔族の寿命についても、特に明言はありません。
こちらも、作中の描写から推測してみます。
コミックス3巻22話で、断頭台のアウラが「五百年以上生きた大魔族だ」と話しています。
文字通り受け取るなら、魔族の寿命は千年くらいはありそうに思われます。
しかしながら、本来の寿命以上に生きたものだけが、大魔族を名乗れるという考えもあると思います。
となると、本来の魔族の寿命は300年くらいなのかもしれません。
その寿命を超えるほど生きたものだけが、大魔族として扱われてもおかしくないと考えられます。
まとめ:葬送のフリーレンの寿命
葬送のフリーレンにでてくる各種族の寿命は、下記のようになっていると推測しました。
作中で明言されているのはドワーフぐらいですので、それ以外は推測となる点、ご了承ください。
- 人間:80年(推測)
- エルフ:寿命なし(推測)
- ドワーフ:300年(コミックス4巻33話より)
- 魔族:300年(推測)
あんまり細かく寿命を設定すると、矛盾がでてくる可能性があるので、作中で寿命が明言されることはないのかもしれません。