この記事では、推しの子の矛盾点について紹介しています。
長期連載されている漫画は、当初の予定と話が変わってきたりして、矛盾が発生することがあります。
推しの子も、長期連載にあたり、矛盾といえる内容がでてきています。
その中には意図した矛盾もあれば、意図していないものもあります。
今回は、推しの子に登場する矛盾点を6つ紹介します。
推しの子の矛盾点その1:アクアとルビーの父親
推しの子の矛盾点その1は「アクアとルビーの父親」についてです。
アクアは自分の父親がアイを死に追いやった犯人だと思ってい、復讐を考えていました。
そんな中、アクアは劇団ララライの「姫川大輝」が自分の異母兄弟であることをつきとめました。
ここで、姫川の父親が上原清十郎ということがわかります。
しかし、上原は15年前に無理心中で亡くなっていたことがわかります。
上原が15年前に亡くなったことで、矛盾点が明らかになりました。
コミックス1巻8話では、アイがアクアたちの父親と連絡をとっていたことシーンがありましたが、この時点で上原が死亡していることになります。
したがって、アクアと姫川の父親は上原ではないということになります。
犯人(黒幕)についての詳しい話は、下記記事で紹介していますので、あわせて御覧ください。
推しの子の矛盾点その2:アクアのあかねへの気持ち
推しの子の矛盾点その2は「アクアのあかねへの気持ち」についてです。
アクアはあかねと付き合っていましたが、アクアは復讐のためにあかねを利用するつもりでした。
電話をしたりデートをするなどの接触はあったものの、アクアが当初からあかねに本気で想いを寄せていたわけではないというストーリーが伝えられています。
あかねにはプロファイリング能力があり、アクアはあかねと交際することで自分の父親に早く接触できると考えたのです。
しかし、アクアが父親が上原と知り、既に亡くなっていることを知った後も、彼女はあかねと接触を続けたのが矛盾といえます。
その後、本当の父親と思える人物をあかねから引き出した後は、実際に別れているので、実は犯人探しをあきらめておらずあかねとの関係を切らずにいたのかもしれません。
まあ、単純にあかねに本当に想いを寄せたから付き合い続けていたと考えることもできるかと思います。
推しの子の矛盾点その3:アクアとルビーとアイの苗字
推しの子の矛盾点その3は「アクアとルビーの苗字」についてです。
アクアとルビーの苗字については、アイが死亡した際に、アクアとルビーは「戸籍を社長夫妻に移していた」との説明がありました。
しかし、2人が高校に入学した時点で、彼らの苗字は「星野」のままであったことが明かされました。
社長夫妻に戸籍を移していたのでしたら、「星野」ではなく「斉藤」でないとおかしいです。
また、星野アイについても、斉藤社長が「戸籍上の親」といった発言をしていますので、本来なら「斉藤」が苗字でないとおかしくなります。
ちなみに、アイは苗字を公開していなかったので、「星野」が芸名ということも考えにくいです。
戸籍に関しては、原作漫画と違い、アニメ版では少しぼやかした表現にしていますので、この矛盾が解消されることはないと思っています。
まあ、話に影響を与えるような矛盾でもないですので別にいいかなあと。
原作漫画とアニメの戸籍に関する扱いの違いについては、斉藤ミヤコに関する記事の中で紹介していますので、あわせて御覧ください。
推しの子の矛盾点その4:ゴローの葬式
推しの子の矛盾点その4は「ゴローの葬式」です。
コミックス1巻でゴローが死んだ際、ゴローの葬式と思われるシーンがあります。
実際には、この時点ではゴローの死体は見つかっておらず、行方不明扱いになっていますので、葬式が行われるわけがないです。
これに関しては、イメージとして葬式のシーンが描かれただけで、本当の葬式のシーンでないと考えれば、矛盾ではなくなりそうです。
推しの子の矛盾点その5:インタビュー時の目の星
推しの子の矛盾点その5は「インタビュー時の目の星」です。
コミックス1巻に、未来のインタビューがさしこまれています。
その時に登場するアクア及びルビーの目が「片目に白い星」になっています。
しかし、このインタビューが行われた時点では2人も「両目に黒い星」になっているはずです。
ある程度自分の意志で「片目に白い星」に戻せるのか、それとも何らかの理由で「片目に白い星」に戻るのであれば矛盾はなくなるといえます。
細かい話ですので、おそらくあまり深く考えておらず、矛盾してしまったのだと思われます。
目の星については、下記記事にて考察していますので、あわせて御覧ください。
推しの子の矛盾点その6:さりなの転生タイミング
推しの子の矛盾点その6は「さりなの転生タイミング」についてです。
星野アイの子供であるアクアとルビーは、ゴローとさりなが転生しています。
ゴローに関しては、アイが妊娠中になくなったので、魂が赤ん坊に乗り移ったと考えられると思います。
しかし、さりなに関してはアイの妊娠の4年前ぐらいに亡くなっていますので、その間、魂はどうなっていたのかという矛盾が生じます。
これに関しては、さりなの強い想いが時間を超えて、アイの子供に転生したと考えておくのがいいのでしょう。
いずれ謎が解き明かされることもあるかもしれませんが、そういう設定と受け入れるしかないように思います。
さりなについては、下記記事で詳しく書いていますので、あわせて御覧ください。
推しの子の矛盾点:まとめ
推しの子の矛盾点について紹介しました。
ストーリー上で意図的に設定された矛盾もあれば、おそらく解消されないであろう設定の矛盾等、6つ紹介しました。
- アクアとルビーの父親
- アクアのあかねへの気持ち
- アクアとルビーとアイの苗字
- ゴローの葬式
- インタビュー時の目の星
- さりなの転生タイミング
未解決の矛盾に関しては、コミックス1巻に関するものが多いですね。
星野アイが死ぬのは当初の予定にはなかったそうですので、ストーリー変更によって矛盾したままになった内容もあるのではないかと思います。
とはいえ、ストーリーに大きな影響を与える矛盾はないように思いますので、特に気にはならないです。