この記事では、弱虫ペダルに登場する鳴子章吉の目が見えないようになったのかどうかについて紹介しています。
弱虫ペダルはロードバイクでのレースを題材にした漫画です。
自転車による激しいレースが展開されるため、選手には体の不調を訴えるものもでてきます。
総北高校の鳴子章吉の場合、「目が見えない」という症状がでました。
今回は、鳴子章吉が目が見えないようになった理由及び失明したのかどうかについて紹介します。
鳴子章吉の目が見えないようになったシーン
鳴子章吉の目が見えないようになったシーンは1年目と2年目のインターハイで、1回ずつあります。
それぞれ順に紹介していきます。
1年目のインターハイ
1年目のインターハイ最終日に、鳴子の目が見えないようになります。
コミックス23巻194話「意地」で、その兆候が見られます。
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ゴール間近の山を、鳴子が先頭で箱根学園を追いかけます。
鳴子は、もうゴールまでたどりつくのを諦め、全力で味方のために走ります。
かなり無理をしたためか、視野が狭くなってきます。
それでも、道路にひかれた白線をたよりに前に進みます。
最終的には、カーブがどっちに曲がっているかも分からないくらい、目が見えなくなってしまいます。
箱根学園に追いついたタイミングで、鳴子は派手に落車して、リタイアしてしまいます。
体力がつきたというのもありますが、目が見えなくてうまくバランスがとれなくなっていたのかもしれません。
この落車はかなり派手でしたので、鳴子が死んだのではないかという噂もでました。
2年目のインターハイ
2年目のインターハイも、最終日に鳴子の目が見えないようになります。
コミックス58巻497話「鳴子特急!!」で、その兆候が見られます。
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今回は、京都伏見を追いかけるために、総北の先頭を鳴子が走ります。
この時、かなり視野が狭くなっていたようです。
その後、鳴子の活躍で京都伏見に追いつきますが、その時には目が見えなくなっていたようで、京都伏見の姿を自身の目では確認できなくなっていました。
1年目に比べると、目が見えなくなる描写は少なめですが、リタイア前に目が見えなくなっていたことは確実です。
鳴子章吉の目が見えないようになった理由
鳴子章吉の目が見えないようになった理由は2つあると考えられます。
順に紹介していきます。
ハンガーノック
1つ目の理由は、ハンガーノックといわれる症状です。
簡単にいうと、「燃料切れ」といわれる状況で、体の中のエネルギーがなくなってしまうということです。
自転車競技等の長時間スポーツの場合は、適宜エネルギー補給しないと、このハンガーノックになりやすいと言われています。
最初に鳴子の視野が狭くなったのは、このハンガーノックのせいではないかと考えられます。
鳴子は、視野が狭くなる直前に「ガス欠寸前の体は軽くて速い」と言っていますので、自身の体にエネルギーが少なくなっていることを感じ取っていたのかもしれません。
私も、ハンガーノック直前の状態になったことがありましたが、実際に視野が狭くなり、これ以上走るのは危ないと思い、自転車をおりて食事をとった思い出があります。
酸欠
2つ目の理由は、酸欠です。
リタイア直前鳴子は「脳に酸素が足りなくなってきた」といった感じのことを言っています。
また、「あたまがクラクラする」とも言っています。
ですので、がんばり過ぎで酸欠状態になってしまい、めまいや頭痛といった症状が引き起こされたのではないかと考えられます。
鳴子章吉が失明したかどうかの真相
結論からいうと、鳴子章吉は失明していません。
レース中に目が見えないという状況になってはいたものの、一時的な症状だったようです。
救護テントに運ばれて、目が覚めた時には普通に目が見えるようでした。
鳴子ががんばり過ぎた結果、ハンガーノックや酸欠等の影響により、一時的に目が見えない状態になったと考えるのが良さそうです。
弱虫ペダルの鳴子は目が見えない?:まとめ
弱虫ペダルの鳴子は、インターハイ最終日にチームのためにがんばりました。
その時に、ハンガーノックや酸欠等の影響により、一時的に目が見えないようになったものと思われます。
ですので、失明の心配はなく、少し休めばいつもどおりに復活しました。
チームのために、目が見えないようになるまでがんばる鳴子はかっこいいですね。