この記事では、葬送のフリーレンに登場するエーデルのプロフィール、使用魔法等について紹介しています。
コミックス4巻から始まる一級魔法使い試験では、多くの新キャラが登場しました。
一級魔法使いを受験するために多くの魔法使いが、オイサーストの街へ集まってきました。
エーデルもその中の1人です。
エーデルは、見た目は若いのに「儂」と言ったり、魔法に関する知識が豊富だったりするキャラです。
そのギャップから、「エーデルはエルフ?」といった意見もあります。
今回は、エーデルのプロフィール、使用魔法等について紹介します。
エーデルの基本情報
【人物紹介】
— 『葬送のフリーレン』公式 (@FRIEREN_PR) February 18, 2023
●エーデル●
二級魔法使い。精神魔法が得意。戦闘はちょっと苦手。くまさんパンに釘付け。
#人気投票第26位 pic.twitter.com/o3IF85Jmle
エーデルの基本情報から紹介します。
年齢
エーデルの見た目から判断すると、20歳前後ではないかと思います。
エーデルの口調だけで判断するとかなり年配に感じますが、おそらく見た目どおりの年齢だと思います。
身長
おそらく140cmぐらいではないかと推測します。
エーデルは、デンケンより少し背が低く描かれています。
そのデンケンは、フリーレンとほぼ同じ背の高さです。
フリーレンの身長を142cmと推測していますので、エーデルはそれより少し低い140cmと推測しました。
魔法使いの級
エーデルは二級魔法使いです。
20歳前後だとしたら、二級魔法使いとしてはかなり若い方だと考えられます。
エーデルの魔法使いとしての優秀さが伺えます。
口調
自分のことを「儂(わし)」と言い、語尾が「じゃ」「じゃな」といった口調でしゃべります。
見た目は若い女の子ですが、口調だけ見ると「おじいちゃん」といった感じですね。
なぜ、おじいちゃんのような口調なのかは不明です。
小さい頃からおじいちゃんに育てられて、口調も似てしまったとかいうエピソードがあるのかもしれません。
また、基本的には、目上と思われる相手でもタメ口を使ってしゃべっています。
エーデルの家は名門っぽいので、よっぽどの相手でなければ敬語を使うという発想がないのかもしれませんね。
性格
作中で分かるエーデルの性格を紹介します。
かわいいもの好き
エーデルはかわいいものが好きなようです。
カンネが持っている「ねこのパン」を見て、「うむ可愛い」と言っています。
パン屋に入ったあとも、どのパンにするか、見た目のかわいさで悩んでいる様子も描かれます。
怖がり
一級魔法使いの二次試験で、「怖いからもう帰りたい」と言った発言をしています。
命がけで一級魔法使い試験に挑んでいる受験生が多い中で、「怖いから」という理由でリタイアしたがるのは珍しいですね。
めんどくさがり
レルネンから仕事の依頼をされた時、「働くのは嫌じゃ」と発言しています。
めんどくさがりな感じがします。
もしかしたら、一級魔法使い試験も誰かに無理やり参加させられたのかもしれません。
とはいえ、与えられた仕事はきっちりこなしますので、有能キャラであることは間違いないですね。
出身
オイサースト(もしくはその近く)に住んでいると思われます。
試験後ある程度時間が経ったタイミングで、ラヴィーネとカンネに出会う描写があります。
少なくとも、ラヴィーネはオイサーストに住んでいると考えられるので、エーデルもオイサースト近郊に住んでいると考えてよさそうです。
エーデルの家系
エーデルは名門の家系だと考えられます。
エーデル自身が、「精神操作魔法は儂の一族の生業」と言っています。
また、レルネンから仕事の依頼があった際、「また大陸魔法協会の仕事か」と言っているので、今までにも何度も仕事をしているようです。
同じくレルネンが「この程度これから君の本家に支払う報酬に比べたらなんてことはないからね」と言っているので、エーデルの仕事に対する報酬はかなり高いと思います。
ただ、「本家」という言い方をしているので、エーデル自身は「分家」で、少し肩身の狭い思いをしているかもしれません。
一方で、パンを3つ買ったぐらいで「ブ、ブルジャワじゃ」と言っているので、エーデル自身はあまりお金を持っていないと考えられます。
今後、エーデルの家に関わる話がでてくることを期待します。
エーデルの使用魔法と能力
エーデルの使用魔法と能力について紹介します。
エーデルは、「精神魔法」の使い手としては一流のようです。
レルネンから「今の一級魔法使いには君程優れた精神魔法の専門家は存在しないんだ」と言われています。
なお、「精神魔法」といっても、1つの魔法のことを指しているわけではなく、色々な種類がありそうです。
精神操作魔法
エーデルは、「精神魔法」の一種である「精神操作魔法」を使用できます。
「精神操作魔法」を使うと、相手を操ることができると考えられます。
残念ながら、作中では「精神操作魔法」が成功している様子はないので、具体的な効果は不明です。
相手を意のままに操れるとすればかなり強力ですが、精神操作魔法には下記のような発動条件があるようです。
- 目をあわせて声をかける
- 相手に心がある
- 人類かそれに近い生物にしか通用しない(魔族には効果がない)
発動条件が厳しいかわりに、効果はかなり強いと思われます。
とはいえ、一番効いてほしい魔族や魔物には効果がないというのは残念なところですね。
記憶を読む魔法
正式な名称は不明ですが、「記憶を読む魔法」もエーデルは使用できるようです。
この魔法も精神魔法の一種のようです。
体にふれることで相手の記憶を読むことができます。
マハトにふれただけで100年分の記憶を読み取りました。
このことに対して、フリーレンはエーデルのことを「とんでもない程の精神魔法の使い手と評価しています」
魔族の精神構造は人類と大きく異なるため、記憶を拾い上げるのは至難の業だそうです。
ですので、マハトの記憶を拾い上げたエーデルをフリーレンは評価したということですね。
ただし、詳細な記憶までは分析できていないようです。
パソコンでいうならダウンロードはとりあえずしたけど、圧縮ファイルの解凍には時間がかかるといったところでしょうか?
とはいえ、相手に記憶を渡すことができ、解析してもらえるようですのでかなり便利な魔法です。
かなり都合のいい魔法なので、ストーリーを円滑に進めるために用意された魔法といった感じもしますね。
魔導具の解析と修復ができる
エーデルは、魔族の心を操れる魔導具「支配の石環」の術式の解析もできるようです。
魔導具の術式なら何でも解析できるのではなく、魔族の心を操る仕組みを解析できるということだと考えられます。
また、「支配の石環」の術式に不具合があれば、修復することもできるようです。
現実世界でいうなら、プログラムを解析して、修復できるという感じですね。
攻撃魔法
メトーデから「戦闘能力は皆無」と言われているので、エーデルは攻撃魔法は使えないと考えられます。
ただ、「儂はともかくブライとドゥンストはこの迷宮の中ではまともに戦えん」と言っていることから、迷宮内でも戦う術は持っていると考えられます。
精神操作魔法以外で、何か足止めをする魔法等が使えるのかもしれません。
魔法に関する知識
魔法に関する知識がかなり豊富なようです。
その分析能力から、水鏡の悪魔が生み出したゼンゼの複製体に対して的確な状況判断をしました。
「精神操作魔法は儂の一族の生業」と言っていますので、小さいころから魔法に関する知識を叩き込まれたのでしょう。
もしエーデルがいなかったら、ブライとドゥンストは死亡していたかもしれませんね。
エーデルの活躍シーン
エーデルの活躍シーンについて紹介します。
初登場
エーデルの初登場は、コミックス5巻39話及びアニメ18話です。
漫画では、フリーレンチームが湖を凍らせているのを物陰から様子を探っているシーンが描かれています。
アニメでは、一級魔法使いの受験者一覧の中に最初からエーデルがいます。
一級魔法使い試験(一次試験)
エーデルは、一級魔法使いの一次試験で、ブライとドゥンストと同じチームになりました。
ブライとドゥンストに対して、湖を溶かすように炎の魔法を使うよう指示をだしている姿が確認できます。
本人は指示をだしているだけなので、エーデルは炎を出す魔法が使えないのかもしれません。
その後は特に目立った活躍はありませんでした。
コミックス5巻45話で、「隕鉄鳥(シュティレ)」を捕まえようとする1コマが描かれるだけです。
一級魔法使い試験(ニ次試験)
コミックス5巻47話で、一次試験で同じチームだったブライ、ドゥンストといっしょにいる姿が描かれています。
二次試験も他のチームと手を組むことなく、ブライ、ドゥンストといっしょに行動をすることにしたようです。
もしかしたら、元々の知り合いだった可能性もあるかもしれません。
その後、水鏡の悪魔が生み出したゼンゼの複製体と戦います。
ゼンゼの複製体には精神操作魔法が効かず、エーデルは脇腹に攻撃を受けてしまいます。
エーデルは潮時と感じ、「痛いのはもう嫌じゃ」と脱出用のゴーレムを使い、リタイアします。
一級魔法使い試験後
一級魔法使い試験後、エーデルの様子は描かれていません。
試験で受けた傷がどうなったのかもしばらく不明でした。
その後、コミックス8巻77話でエーデルが再登場し、無事だったことが判明します。
エーデルの活躍シーン(マハト戦)
コミックス9巻83話~85話で、エーデルが七崩賢のマハトと対峙します。
マハトを大人しくさせるため「支配の石環」の修復を試みます。
しかしながら「支配の石環」は壊れておらず、修復する意味がないとわかります。
その後は、マハト攻略のために、マハトの記憶を奪うという偉業を成し遂げます。
エーデルは、マハト攻略の影の立役者といっていいでしょう。
エーデルはエルフ?
結論から書くと、エーデルはエルフではないと思います。
「儂」「じゃ」と言った年寄りっぽい口調だったり、魔法に関する知識が豊富なことから見た目よりも年をとっている感じがあります。
しかしながら、本当にエーデルがエルフであれば、フリーレンやゼーリエが何も反応をしないということはないでしょう。
ただ単に、おじいちゃんのような口調の女の子だと思います。
また、魔法の知識が豊富なのも小さい頃から英才教育を受けていたのではないかと推測します。
とはいえ、エーデルの耳が髪の毛で隠れているので、もしかしたらエルフ特有の耳の形をしている可能性は一応残っています。
まとめ:葬送のフリーレンの「エーデル」
葬送のフリーレンの「エーデル」について紹介しました。
- 年齢:20歳前後(推測)
- 身長:140cmぐらい(推測)
- 魔法使いの級:二級魔法使い
- 使用魔法:精神魔法
エーデルは、かわいい見た目とはウラハラに年寄りのようなしゃべり方をします。
そのため、エルフではないかという意見もありますが、おそらく普通の人間だと思います。
一級魔法使い試験では、魔法に関する知識の豊富さを見せたものの、あまり活躍できずにリタイアしてしまいました。
一方のマハト戦では精神魔法を使い、マハト攻略のきっかけを作る大活躍をしました。
相手の記憶を読み取れるというのはかなり便利ですので、また再登場しそうな気がします。