この記事では、弱虫ペダルの主人公小野田坂道の化け物エピソード及びのチートレベルの強さを持っている理由を紹介しています。
「弱虫ペダルで最強のキャラは誰?」ときかれた時に、「小野田坂道」と答える人は多いのではないでしょうか?
強豪揃いのインターハイでも、最強クラスの実力を持つ初心者です。
「主人公、強すぎ!」なんて声も聞かれます。
今回は、小野田坂道の化け物エピソード及びチートレベルの強さを持つ理由について紹介したいと思います。
小野田坂道の化け物エピソード5選
まずは、小野田坂道がチートレベルといわれるエピソードについて紹介します。
厳選して、5つに絞って紹介したいと思います。
今泉との裏門坂の勝負
小野田は、今泉俊輔と総北高校の裏門坂で勝負をしました。
今泉はロードバイクに対して、小野田はママチャリでした。
裏門坂は勾配20%あるとされています。
勾配20%というのは、普段からロードバイクにのっている人でも登れるかどうか分からないくらいの坂です。
そこをママチャリで平然と登れるだけで化け物と言っていいと思います。
1年目のインターハイ1日目
小野田は落車にあい、一時は最下位となりました。
そこから、圧倒的なスピードで100人を抜き、チームメイトに追いつきます。
この100人というのも、インターハイ全国レベルの100人と考えると、そのすごさが分かると思います。
しかも、体力を使い果たして倒れることなく、ゴールできています。
速さだけでなく、体力も化け物といっていいと思います。
1年目のインターハイ2日目
小野田は、体調不良で出遅れた田所を引き連れ、チームに合流しています。
通常、自転車競技では風の抵抗が最大の障害になりますので、集団で走行する方が有利です。
小野田は終始風の抵抗を受けながら、先頭に合流しましたので、かなり体力を消耗したはずです。
それにも関わらず、平然とゴールできる化け物です。
1年目のインターハイ3日目
小野田は、真波との勝負に勝利し、総合優勝を果たしました。
ゴール直前に関しては、完全に1対1の対決でしのたで、純粋な力で真波をねじ伏せたと言っていいと思います。
この時点で、小野田はクロモリと言われる比較的重たい自転車に乗っていることです。
他の選手はもっと軽量の自転車に乗っていると思われるので、ハンデを背負った状態で総合優勝をしているんです。
2年目のインターハイ
2年目のインターハイは、手嶋や青八木ががんばりましたので、あまり化け物エピソードがありません。
しかしながら、2年連続インターハイ総合優勝は十分化け物と言っていいと思います。
小野田坂道の化け物のような強さの秘密
小野田が化け物のような強さを持っている秘密を分析してみたいと思います。
小野田の強さは、大きく分けると「ペダルを回す速さ」と「坂を登る力」の2つになると思います。
順に紹介していきます。
ペダルを回す速さ
小野田はペダルを回す速さが異様に早いです。
1分間にペダルを回した回数をケイデンスというのですが、小野田はケイデンスが200あるようです。
単純に数字もすごいのですが、これを安定した姿勢で回せるというのが小野田のすごいところです。
まねしてみると分かるのですが、ペダルを回すスキルがないと、お尻がサドルの上でぽんぽんはねてしまいます。
このペダリングスキルを生んだのは、ママチャリで毎週90km離れた秋葉原に行っていたことが影響すると思います。
ただのママチャリではなく、ペダルをこいでもあまり進まないように改造されたママチャリというのがポイントです。
そのため、速くペダルを回さないと速度がでないため、自然とペダリングうスキルを身に着けたのではないかと思います。
坂を登る力
作中ではあまり語られていないのですが、小野田の家は坂の上にあるという設定があります。
どのくらいの坂なのかは分かりませんが、おそらくそれなりの急勾配で、距離もそれなりにあるのだと思います。
ここをママチャリで日々のぼることにより、裏門坂の勾配20%も軽々登れるようになったのではないかと思います。
「ママチャリは改造されているから、ものすごく軽く坂を登れるんでしょ?」と思う方もいるかもしれませんが、間違いなくロードバイクよりも重たいギア比になっています。
とてもじゃないですが、20%の坂を軽々登れるようなギア比にはなっていません。
普段の生活の中で、坂を登る能力が鍛えられたのだと思います。
小野田坂道の3年目のパワーアップ要素
2年目でも化け物のような強さを誇る小野田坂道ですが、3年目も既にパワーアップしています。
マウンテンバイク修行
夏休みの短い期間でしたが、マウンテンバイクに乗っています。
アップダウンの激しいコースを走ることにより、体の使い方を覚えたようです。
持っている力を無駄なく自転車に伝える術を手に入れたと考えていいでしょう。
シューズ交換
70巻603話「新しいスタート!!」にて、小野田がシューズを交換していることが分かります。
今までのものより軽い靴に交換したことで、ペダルが軽く回せることを実感しています。
それまでは、下記の画像のような「ラチェット」と呼ばれるシステムで靴を締め付けるタイプでした。
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一方で、3年目は下記画像のようなダイヤルを回してワイヤーで締め付けるタイプに変更になりました。
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足にフィットするような感じのことも言っていますので、より少ない力でペダルを回せそうです。
現在主流なのも、ラチェットタイプではなく、ダイヤルタイプですので、今回のパワーアップは、今の時流に合わせたという都合もあると思います。
本人の能力だけでなく、道具でもパワーアップの余地が残っているのは恐ろしい限りです。
小野田坂道は化け物:まとめ
小野田坂道は、化け物レベルの強さを誇っています。
90km離れた秋葉原や、家の前の坂を自転車で走っているうちに、自然とチートレベルの能力を身に着けたと思われます。
3年目も既にマウンテンバイク修行やシューズの交換等によってパワーアップしていますので、また圧倒的な強さを見せてくれるのではないかと思います。