この記事では、「葬送のフリーレン」において、ヒンメルの生まれ変わりが登場する可能性について考察しています。
葬送のフリーレンは、勇者ヒンメル一行が魔王を倒した後から始まる物語です。
青年だったヒンメルは、あっという間に歳をとり死亡してしまいます。
ヒンメルのことは、あまり語られないまま退場してしまいますが、その後回想という形でヒンメルのことが少しずつわかってきます。
非常に魅力的なキャラですので、再登場してほしいというファンも多いでしょう。
そんな方が多いせいか、ヒンメルの生まれ変わりが登場するのではないかという噂があります。
今回は、「葬送のフリーレン」において、ヒンメルの生まれ変わりが登場する可能性について考察します。
ヒンメルの生まれ変わりは登場する?
コミックス10巻時点で、ヒンメルの生まれ変わりは登場していません。
おそらく今後も、ヒンメルの生まれ変わりは登場しないでしょう。
ヒンメルが生まれ変わらないと考える理由については、次の項目で紹介します。
ヒンメルの生まれ変わりが登場しない3つの理由
ヒンメルの生まれ変わりが登場しないと考えた理由を3つ紹介します。
死が大事なテーマだから
葬送のフリーレンにおいて、死は大事なテーマです。
上にも書いたように、この作品は勇者ヒンメルの死から物語が始まります。
それ以外にも、大事な人が亡くなっている話が登場します。
それぞれ、大事な人の死を胸に刻んで生きています。
そんな中で、簡単にヒンメルの生まれ変わりが登場してしまうと、死ぬことが軽く扱われかねません。
ですので、ヒンメルは生まれ変わることはないでしょう。
旅の目的がヒンメルの魂と再会することだから
コミックス1巻の最後で、フリーレンの旅の目的が決まります。
世界の人々が天国と呼ぶ場所「魂の眠る地(オレオール)」にいき、ヒンメルの魂と再会することです。
もし、ヒンメルが生まれ変わっていたら、そこに魂は無いことになってしまいます。
「魂の眠る地(オレオール)」が本当に死者の魂と対話ができる場所かは分かりませんが、ヒンメルが生まれ変わっていたら旅の目的が無くなってしまいます。
ですので、ヒンメルは生まれ変わることはないでしょう。
生まれ変わりについての話がでないから
コミックス1巻7話「魂の眠る地」で、で、人は死んだら天国に行くという発言があります。
数千年前までは、無に還るという考えだったことも語られます。
死後どうなるか明確な答えはないようですが、少なくとも生まれ変わるという考えはないようです。
ヒンメルが生まれ変わる可能性を口にすることもないことから、ヒンメルの生まれ変わりはないと考えられます。
まとめ:ヒンメルの生まれ変わりは登場する?
コミックス10巻時点で、ヒンメルの生まれ変わりは登場していません。
下記3つの理由から、今後もヒンメルの生まれ変わりは登場しないでしょう。
- 死が大事なテーマだから
- 旅の目的がヒンメルの魂と再会することだから
- 生まれ変わりについての話がでないから
回想シーンでヒンメルの活躍を楽しみましょう。