この記事では、フリーレンが一級魔法使い試験に不合格になった理由を紹介しています。
葬送のフリーレンのコミックス4巻及びアニメ18話から、一級魔法使い試験が始まりました。
フリーレンは合格間違いなしの実力者でしたが、なぜか不合格となってしまいます。
なぜ、フリーレンほどの実力があるものが不合格となったのでしょうか?
今回は、フリーレンが一級魔法使い試験に不合格になった理由を紹介します。
なお、一級魔法使い試験の合格者、不合格者は下記記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
ゼーリエの一級魔法使い試験合格基準
フリーレンが不合格になった理由の前に、最終試験の試験官を行ったゼーリエの合格基準について見ていきましょう。
ゼーリエの合格基準は、「一級魔法使いになった自分をイメージできるかどうか」のようです。
もう少し具体的な基準を見てみると、「ゼーリエの魔力に恐怖を感じるかどうか」というのがポイントのようです。
「一級魔法使いになった自分をイメージできれば、ゼーリエの魔力に恐怖を感じないはず」という判断なのかもしれませんね。
実際、合格したメンバーは、ゼーリエの魔力に恐怖を感じている様子はありませんでした。
ヴィアベルのように、ゼーリエに勝てないと思っても、「恐怖」ではなく「勝てない戦いをしてもしょうがない」という判断なら合格となるようです。
フリーレンの一級魔法使い試験不合格の理由
フリーレンの一級魔法使い試験不合格の理由について、見ていきます。
作中で読み取れる理由や、ネットで言われている内容をもとに、4つ紹介します。
一級魔法使いになった自分をイメージできていないから
コミックス6巻57話で、フリーレンも「一級魔法使いになった自分をイメージできていない」と不合格になった理由をゼーリエに言われます。
ゼーリエは、「お前は私が合格を出すとは微塵も思っていない」と続けます。
他の受験者は「ゼーリエの魔力に恐怖を感じた」から一級魔法使いにふさわしくないということでしたが、理由が違いますね。
もともとフリーレンは一級魔法使いになりたがってたわけじゃないので、一級魔法使いになっている自分をイメージできなくてもしょうがないのかもしれません。
合格にしたらフリーレンと会う口実がなくなるから
ネット上では、フリーレンを合格にしてしまったら、今後ゼーリエがフリーレンに会う口実がなくなるから、不合格にしたといった考えもあるようです。
個人的には、これは違うような気がします。
一級魔法使いにした方が、大陸魔法協会の仕事と称してフリーレンに会う口実を作れるように思います。
また、コミックス7巻60話で、フリーレンを大陸魔法協会の施設に千年間出禁にして、受験もできないようにしています。
フリーレンに会う口実のために不合格にしたのなら、出禁にするのはおかしいと思います。
過去に魔法を受け取ることを断ったから
過去にフリーレンが魔法を受け取ることを断ったから、ゼーリエがそれを恨みに思って不合格にしたという考えもあるようです。
フリーレンはゼーリエと千年ぐらい前に出会っています。
その時、ゼーリエはフリーレンの実力を認め、好きな魔法を授けると言っています。
一級魔法使い試験の特権といっしょですね。
ですが、それをフリーレンは「魔法は探し求めている時が一番楽しいんだよ」と断っています。
この時のことをゼーリエが恨みに思っており、フリーレンを不合格にしたという考えですね。
これも違うような気がします。
ゼーリエはフリーレンを不合格にしたあと、「好きな魔法を言ってみろ」と一度チャンスを与えています。
本当に恨みに思っているのでしたら、チャンスを与えずに不合格にしていたと考えられます。
ただ、過去のことがあったから、フリーレンは「ゼーリエは自分を嫌っているから合格にしないだろう」と考えた可能性はありますね。
好きな魔法の答えが気に入らなかった
上で書いたように、ゼーリエはフリーレンを不合格にしたあと、「好きな魔法を言ってみろ」と一度チャンスを与えています。
それに対してフリーレンは「花畑を出す魔法」と答えています。
この答えに対して「実にくだらない」と改めて不合格にしています。
ですので、好きな魔法の答えが気に入らなかったというのは、フリーレンが不合格になった理由と考えてよさそうです。
過去に出会った時、ゼーリエは「野心が足りん」とフリーレンをダメな魔法使い扱いをしています。
もし、フリーレンの答えた魔法が野心に満ちた魔法だったとしたら、ゼーリエはフリーレンを合格にしていたかもしれません。
まとめ:フリーレンが一級魔法使い試験に不合格になった理由
フリーレンが一級魔法使い試験に不合格になった理由は、下記2点と考えられます。
- 一級魔法使いになった自分をイメージできていないから
- 好きな魔法の答えが気に入らなかった
フリーレンは一級魔法使いとしては十分な実力でしたが、ゼーリエの考える基準をクリアできなかったということですね。
ちなみに、ネット上には下記のような不合格理由もありますが、個人的には違うと思います。
- 合格にしたらフリーレンと会う口実がなくなるから
- 過去に魔法を受け取ることを断ったから
シンプルに作中でゼーリエの口から語られているのが、不合格の理由と考えていいと思います。