この記事では、葬送のフリーレンに登場する「将軍」について紹介しています。
魔族といえば、魔法を使うキャラが多いイメージです。
しかしながら、剣等の武器を使う「戦士」タイプの魔族も作中には登場します。
それらの「魔族の戦士」の中には、「将軍」と呼ばれるものもいます。
今回は、葬送のフリーレンに登場する「将軍」について紹介します。
葬送のフリーレンの「将軍」
将軍について、コミックス8巻72話にて、フリーレンの説明が入ります。
熟練の魔族の戦士のことだよ。
強大な魔力で身体能力を強化して武術を操るんだ。
中には求道者のように何百年もかけて武を極める連中もいる。
引用元:葬送のフリーレン8巻
魔族の戦士の中でも、選ばれたものだけが「将軍」といわれるようです。
これ以前にも、「将軍」という言葉はでてきましたが、はっきりと説明されるのは、この話が初めてです。
また、117話の「血塗られし軍神リヴァーレ」の説明によると、「将軍」とは「人類の評する魔族の分類」だそうです。
「将軍」という響きから、魔王軍の中の地位と思っていましたが、そうではないようです。
人類側が注意すべき魔族の戦士に対して、「将軍」という名前をつけていたと推測できます。
身体能力の強化に魔力を使っているということですので、魔法は補助的な使い方がメインと考えられます。
葬送のフリーレンに登場した将軍
葬送のフリーレンで、コミックス11巻までに登場している魔族の中で、将軍として名前と姿が判明しているのは4人です。
順に紹介していきます。
玉座のバザルト
「玉座のバザルト」は、コミックス3巻21話にて、登場する将軍です。
作中で、登場した最初の将軍でもあります。
1000年前に軍勢を率いて、フリーレン達の住むエルフの集落を襲撃したことがわかります。
登場した時点で、フリーレンに倒されていたので、実力等は不明です。
死体のそばに落ちている大剣を使って戦っていたと考えられます。
また、鎧兜を身に着けているため、本来の姿も分かりません。
神技のレヴォルテ
「神技のレヴォルテ」は、コミックス8巻72話にて、登場する将軍です。
四本の腕と蛇のような下半身を持つ魔族です。
魔法で作り上げた重さを自在に変えられる剣「神技の砕剣」を使い、4刀流で戦うのを得意とします。
単純な実力では、シュタルクよりも「神技のレヴォルテ」の方が遥かに上だと考えられます。
電閃のシュレーク
「電閃のシュレーク」は、コミックス10巻91話にて、登場する将軍です。
左肩にスパイクの付いた肩当てと右手に大剣を持った魔族です。
要塞都市ヴァイゼへと迫るが、マハトによって討たれました。
戦いのシーン等は描かれていませんので、実力や戦い方等は不明です。
マハトが「お前はもっと聡明な奴だと思っていたのだがな」と言っていますので、マハトに多少は認められていたのかもしれません。
血塗られし軍神リヴァーレ
「血塗られし軍神リヴァーレ」は、コミックス10巻95話にて、名前だけが登場した魔族です。
その後、116話にて姿が登場し、117話にて「将軍」に分類されると自分から名乗っています。
また、名言はされていませんが、コミックス3巻26話でシュタルクの村を襲った魔族が見た目から「リヴァーレ」だと考えられます。
自称「魔族最強の戦士」で、相手にあわせて使用する武器を変更しています。
「血塗られし軍神リヴァーレ」は、現在もどこかで生き延びている可能性が高いです。
シュタルクの村を襲ったのがリヴァーレなら、シュタルクと因縁のある相手ですので、かなり重要なポジションになってきそうです。
名前不明
コミックス4巻32話にて、名前も姿も不明の将軍が登場します。
オルデン卿の息子「ヴィルト」が、敵の将軍と相打ちだったとだけ紹介されます。
ヴィルトはシュタルクに瓜二つのキャラです。
何かと将軍とシュタルクには因縁がありそうです。
まとめ:葬送のフリーレンの「将軍」
葬送のフリーレンに登場する「将軍」について紹介しました。
「将軍」とは、「熟練の魔族の戦士」のことであり、「人類の評する魔族の分類」と説明されています。
作中では、名前と姿が判明している将軍は、下記4人です。
- 玉座のバザルト
- 神技のレヴォルテ
- 電閃のシュレーク
- 血塗られし軍神リヴァーレ
魔族の戦士ということで、人間の戦士であるシュタルクと何かと因縁があるようです。