この記事では、葬送のフリーレンで、フリーレンが負けた11人の魔法使いについて紹介しています。
葬送のフリーレンにおいて、主人公のフリーレンは最強クラスの魔法使いという扱いです。
しかしながら、フリーレンによると、「自分よりも魔力の弱い魔法使いに11回負けたことがある」そうです。
フリーレンに勝った魔法使い11人というのは、誰のことでしょうか?
今回は、葬送のフリーレンで、フリーレンが負けた11人の魔法使いについて紹介します。
フリーレンが負けた11人の魔法使い
フリーレンが負けた11人の魔法使いに関する情報がでたのは、コミックス4巻37話です。
フリーレンがフェルンに対して、魔法使いとしての強さは、「魔力だけではない」ことを説明する際にこの話がでます。
「私は今までの人生で自分よりも魔力の低い魔法使いに11回負けたことがある」とフリーレンは言います。
また、その内訳は下記のとおりだと続きます。
- 魔族:4人
- エルフ:1人
- 人間:6人
この11人のうち、作中で分かっているキャラと推測できる情報を、次の項目から紹介していきます。
フリーレンが負けた魔族4人
フリーレンが負けた魔族4人について紹介します。
なお、作中ではフリーレンが負けた魔族4人のうち、クヴァールとマハトの2人しか判明してません。
クヴァール
コミックス4巻37話で、フリーレンが勝てなかった相手として、「クヴァール」の名前が出ます。
コミックス1巻5話にて、勇者ヒンメル一行がクヴァールと戦った際、あまりにも強かったため勝てなかったとフリーレンが語っています。
クヴァール登場時に魔力の強さについては話がありませんでしたが、フリーレンよりも低かったようです。
クヴァールが開発した「史上初の貫通魔法」である「人を殺す魔法(ゾルトラーク)」があまりにも強かったということでしょうね。
魔力で勝っていたとしても、対抗手段のない魔法を使われると勝てないという見本ですね。
個人的には、クヴァールを封印できたのだから「引き分け」のような気はしますが、フリーレンが「勝てなかった」と判断した時点で、負けた扱いになっているのだと思われます。
マハト
コミックス9巻81話で、フリーレンが七崩賢のマハトに負けたことを明かしています。
「マハトは、私が今までの人生で負けたことのある11人の魔法使いのうちの一人」と言っています。
コミックス11巻98話で、600年前にフリーレンがマハトと戦い、「万物を黄金に変える魔法」を体に受け、逃げたと語っています。
この時、黄金に変えられた右腕を元に戻すのに、100年掛かったということも分かります。
余談ですが、コミックス3巻27話で、「もう500年以上魔族との実戦はやってない」と言っていますので、マハトとの戦いから勇者ヒンメル一行の仲間になるまでは魔族と戦っていないようです。
奇跡のグラオザームに負けた?
作中で登場している魔族の中で、七崩賢の「奇跡のグラオザーム」にフリーレンが負けている可能性があります。
グラオザームは、ヒンメル一行が倒した可能性が高いですが、一度グラオザームに負けた後にリベンジを果たしたのかもしれません。
このあたりは、詳細な戦いの様子が描かれていませんので、判断が難しいところです。
グラオザームとの戦いが描かれれば、はっきりすると思われます。
不死のベーゼに負けた?
コミックス10巻97話で、ヒンメル一行が七崩賢の「不死のベーゼ」と戦ったことが分かります。
勇者ヒンメル一行は、ベーゼに勝っていることがコミックス11巻102話で描かれます。
しかし、ベーゼの作る結界に閉じ込められて、「私達の冒険はここで終わりなんだよ」とつぶやくフリーレンの姿が描かれています。
最終的には「勝った」としても、結界に閉じ込められて一度諦めた時点で「負けた」と考えた可能性もあります。
「勝ち負け」はフリーレンの判断しだいなので、もしかしたらベーゼには一度負けたと考えているのかもしれません。
断頭台のアウラは違う
アウラに関しては、ヒンメル一行が討伐できていませんが、アウラの方が逃亡しています。
ですので、フリーレンはアウラに「勝った」と認識していると思います。
アウラと再戦した際も、特に恐れるような様子はありませんでしたので、「一度勝った相手」と思っていた可能性が高いです。
実際、アウラが逃亡しなければ、フリーレン達が勝っていたでしょう。
フリーレンが負けたエルフ1人
フリーレンが負けたエルフについては、明らかにされていません。
そもそも作中で登場するエルフは、フリーレンを含めても4人しかおらず、可能性があるのは、ゼーリエしかいません。
ゼーリエにはフリーレンが勝てない可能性はありますが、そもそもゼーリエの方が魔力が高そうなので、カウントには入らない気がします。
そもそも、ゼーリエとフリーレンは何度か出会っていますが、戦っている様子も、戦う理由もないので、勝っても負けてもいないと思います。
フリーレンが負けた人間6人
フリーレンが負けた人間についても、作中では明確にされていません。
可能性があるキャラについて見ていきます。
フランメ
フリーレンの師匠であるフランメには負けた可能性があります。
初対面の時点で「すごい魔力だ」とフランメが言っていますので、フリーレンの方が魔力は多いと考えられます。
修行の内容として、実戦形式のバトルもしていたと思いますので、フリーレンがフランメに負けた可能性は十分あると思います。
フリーレンが負けた人間はもう死んだ?
フリーレンが負けた人間は、もう全員死んでいるのではないかと考えられます。
フリーレンが人間と戦う理由もないと思いますので、修行のような形で勝負をして負けた可能性が高いのではないかと思います。
そうなると、単独で魔族と戦っていた600~1000年前、もしくはヒンメルと魔王討伐の旅をしていたころだと思います。
その頃に活躍していた魔法使いでしたら、現在ではもう亡くなっていると考えるのが妥当でしょう。
1人か2人ぐらいは、回想で語られる可能性はありそうですね。
フリーレンが負けた11人の魔法使い
フリーレンが負けた11人の魔法使いについて紹介しました。
しかし、作中で明らかになっているのは、クヴァールとマハトの2人だけです。
- 魔族:クヴァール、マハト 他2人
- エルフ:1人
- 人間:6人
その他可能性がありそうなキャラは、「奇跡のグラオザーム」「不死のベーゼ」「フランメ」あたりだと考えられます。
いずれにしても、フリーレンが負けた11人の魔法使いは、ほとんどがもう死んでいると考えてよさそうです。