葬送のフリーレンの女神様の正体は?天地創造した?女神の魔法は僧侶しか使えない?

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この記事では、葬送のフリーレンに登場する「女神様」について紹介しています。

葬送のフリーレンの世界には、「女神様」という存在がいます。

いわゆる「神様」のような存在で、僧侶等が信仰するのが「女神様」のようです。

連載初期から登場していた「女神様」ですが、作中ではまだ不明な部分が多いです。

今回は、作中で判明していることを紹介しつつ、女神様について考察したいと思います。

目次

女神様の情報

作中で判明している女神様の情報について、紹介します。

ただし、本当に存在するかどうかも分からない存在ですので、正確な情報かどうかは不明です。

天地創造した?

コミックス11巻107話にて、「聖典に出てくる天地創造の女神様」とフェルンが言っています。

文字通りなら、フリーレン達が住む世界は、女神様が作ったということになります。

ただ、現実世界の聖書のように、天地創造をした扱いになっているだけの可能性もあります。

姿を現したことはない?

コミックス3巻24話で、フリーレンが下記内容を話しています。

「天地創造の女神様は、神話の時代を除いて、この世界の長い歴史の中で実際に姿を現したことは一度もない」

実際に女神様の姿を見た人がいないという話のようですが、神話の時代には姿を現したことがありそうです。

コミックス12巻(予定)116話には、ハイターが「女神様によってこの地上に聖典がもたらされてから千五百年の間」と発言しています。

この1500年前に聖典を人々に託した後、女神様は人々の前から姿を消してしまったのかもしれません。

天国にいる?

クラフトやハイターが「天国で女神様に褒めてもらう」といった発言をしています。

聖職者にとって、女神様は天国にいるものというのが常識になっていると考えられます。

ただし、天国が実際にあるかどうかが分からないので、実際にそこに女神様がいるかどうかも不明です。

聖職者の考えが正しいとするなら、女神様が姿を消した後、天国に移動したのかもしれません。

また、本当に女神様が天地創造をしたのでしたら、人々が観測できない場所に天国を作ることも可能なのかもしれません。

女神様の初登場

女神様の初登場シーンについて見ていきたいと思います。

ただし、女神様そのものが実際に登場したことはなく、「女神様」という言葉とイメージが登場したのみです。

「女神様」という言葉が初登場

コミックス1巻2話で、フリーレンがハイターに言ったセリフの中に登場したのが女神様の初登場です。

「今更いい子ぶったって女神様は許してくれないと思うけどね」と、フリーレンがハイターに言います。

この時点では、実在する存在かどうかは不明で、単なる信仰対象ぐらいにも思えました。

また、ハイターの墓に女神様のマークと思われる印が刻まれています。

この時点では特に説明はありませんが、女神様に関するものには同じマークが刻まれています。

「女神様」のイメージが初登場

女神様のイメージが描かれたのは、コミックス3巻24話です。

大きな羽を生やした若い女性といったイメージが描かれます。

ただし、実際に女神様が現れたわけではないので、あくまでイメージだと考えられます。

とはいえ、作中で登場する女神様のイメージは統一されていますので、人類にとっての女神様像は一致していると考えてよさそうです。

女神様の魔法

フリーレン達が使える「魔法」とは別に、「女神様の魔法」「僧侶の魔法」というものが存在します。

女神様の魔法について分かっていることを紹介します。

聖典の所持者しか使えない

コミックス4巻31話にて、「女神様の魔法は聖典に記されていて、聖典の所持者しか使えない」という話がでてきます。

また、「そのほとんどは原理がわかっていない」という記述もあります。

一般的な魔法に比べてかなり高度な魔法ということが分かります。

聖典を開いていないと使用できない?

女神様の魔法は、聖典の所持者しか使えないということでしたが、聖典を手に持って開いていないと使えない可能性があります。

コミックス4巻31話で、僧侶のザインの戦闘シーンが描かれますが、魔法を使う際、本を開いた状態で片手に持っています。

ただ、コミックス3巻27話で毒消しの魔法を使っているザインは手に聖典らしきものを持っていません。

後で紹介しますが、聖典には魔法の使い方が暗号で書かれているとされています。

ですので、聖典を手に持つことが使用条件になっている魔法とそうじゃないものがあるのかもしれません。

元も子もない書き方をするなら、コミックス3巻27話時点では、聖典がないと使えないという設定がなかっただけでしょう。

実際に使用された女神様の魔法

実際に作中で使用された女神様の魔法の数は少ないです。

特に名前がでている魔法は、下記の3つぐらいしかありません。

これ以外ですと、ザインが毒消しの魔法を使っているシーンがありますが、魔法名は不明です。

  • コミックス4巻31話にてザインが使用
    • 女神の三槍(3本の「魔法の槍(?)」が相手に飛んでいく)
    • 目覚めの解呪(眠りの呪いから目覚めさせる)
  • コミックス10巻97話でハイターが使用
    • 無補給無酸素状態でも生存できる魔法

「無補給無酸素状態でも生存できる魔法」は2ヶ月は大丈夫らしいので、むちゃくちゃな性能ですね。

女神様の魔法を使うには条件が厳しそうなので、桁違いの性能の魔法も多そうです。

聖職者以外でも使える

ハイターやザインのような僧侶以外でも女神様の魔法を使うことができるようです。

コミックス4巻36話では、フリーレンも聖典を持っていて、女神様の魔法が使えることが分かります。

病気の判別ができる魔法で、簡単な病気の判別は可能と言っています。

ただし、僧侶の才能がないフリーレンでは、難しい病気は分からないようです。

コミックス6巻52話では、メトーデが簡単な回復魔法を使えることが分かります。

メトーデは、高度な魔法はできないが、僧侶の魔法は多少使えると言っています。

女神様の魔法は、資質がないと扱うのは難しいとされていますので、フリーレンもメトーデもあまり資質はないと考えられます。

普段の行いが悪いハイターとザインですが、高度な女神様の魔法が使えることから、僧侶としては一流ということが分かりますね。

女神様がもたらした聖典

コミックス12巻(予定)116話で、聖典に関する情報が多数でてきました。

  • 聖典は、神話の時代の物語と女神の戒律をまとめたもの
  • 聖典には女神の魔法そのものが書かれているわけではない
    • 女神の魔法の使い方が隠された長大な暗号になっている
  • 未発見の魔法が多い(3%しか見つかっていない)
  • 暗号の解読には20~30年、長ければ世代を超える

オリジナルの「聖典」はおそらく1つしかなく、ハイターやザイン、フリーレン等が持つ聖典は複写したものではないかと推測します。

未発見の魔法が多いということから、上で書いた「無補給無酸素状態でも生存できる魔法」を超えるようなかなり強力な魔法が隠されている可能性もありそうですね。

女神様の石碑

コミックス11巻107話にて、女神の石碑の存在が明らかになります。

女神様が「自らの魔法を込めた10の石碑を大陸に残したとされている」ものらしく、すべて未解読状態だそうです。

そのうち1つは、タイムスリップ能力のある魔法が込められていることがコミックス11巻107話で判明しました。

それ以外の9つについてはどこにあるのか、どんな魔法が込められているのか不明です。

また、なぜ女神様が10の石碑を地上に残しているのかも分かっていません。

まとめ:葬送のフリーレンの女神様

葬送のフリーレンに登場する女神様について、判明している情報を紹介しました。

女神様について、下記情報がありますが、あくまで言い伝えレベルで、真実かどうかは不明です。

  • 天地創造した
  • 姿を現したことがない
  • 天国にいる

女神様の魔法は、聖典に暗号の形で隠されていることが分かりました。

また、女神様の魔法を使うには、「資質」が必要で、聖典を手荷物必要がありそうです。

その分、「無補給無酸素状態でも生存できる魔法」のようなチート魔法があるようです。

コミックス11巻では「石碑」という存在が登場し、女神様の存在がより物語に関わってくることになりました。

おそらく今後も女神様が深く物語に関わってきて、その正体が少しずつ分かってくるのではないかと思われます。

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