ヒンメルは本物の勇者の剣を手に入れた?偽物の剣の出処が判明!

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この記事では、ヒンメルが本物の「勇者の剣」を手に入れたかどうかについて紹介しています。

葬送のフリーレンは、勇者ヒンメルが魔王を倒した後から話が始まります。

ヒンメルは目立った装備をしていませんが、剣だけは立派な雰囲気があります。

勇者ヒンメルが持つ剣なので、本物の「勇者の剣」なんでしょうか?

今回は、ヒンメルが本物の「勇者の剣」を手に入れたかどうかについて紹介します。

目次

ヒンメルは本物の勇者の剣を手に入れた?

ヒンメルは本物の勇者の剣を手に入れていません。

コミックス3巻25話「剣の里」にて、真実が明かされます。

剣の里の近くの聖域には、女神様が授けたとされる勇者の剣が刺さっていました。

その剣を抜けるのは、勇者のみという言い伝えがあったそうです。

世間では、ヒンメルがその勇者の剣を抜き、魔王を倒したとされていました。

しかし事実は違っており、ヒンメルでも勇者の剣は抜けませんでした。

ヒンメルがこの村を訪れたのは冒険の序盤だったと考えられますので、まだ勇者としての力が備わっていなかっただけかもしれません。

ただ、世界を救った勇者が「勇者の剣を抜けなかった」というのは格好悪いので、真実はねじまげられて伝わったようです。

剣の里の「勇者の剣」は本物?

剣の里の「勇者の剣」は、一応「本物」という扱いですが、確証のようなものは特になさそうです。

「聖域の結界で守られている」「魔物が勇者の剣目当てに集まる」という2点が事実としてあります。

しかし、「勇者の剣を抜けるのは大いなる災いを撃ち払う勇者のみ」というのは言い伝えですので、真実かどうかは不明です。

「女神様が授けた」というのもおそらく言い伝えでしょう。

ですので、もしかしたら誰かが絶対に抜けないように埋めた剣を勝手に「勇者しか抜けない勇者の剣」として伝わっていった可能性もあると思います。

ちょうどコミックス8巻69話の「皇帝酒」のような感じですね。

実際、この勇者の剣を抜いた人は誰もいないので、使ってみたら全然たいした剣じゃないのかもしれません。

ヒンメルが持つ剣の出処は?

ヒンメルの持つ剣は、勇者の剣ととても良く似たデザインです。

ヒンメルが子供の頃に、行商人を魔物から助けた時にお礼でもらったものということが分かります。

なぜ偽物の剣なのに、勇者の剣とそっくりなのかは永らく不明でした。

しかし、114話「勇者の剣」にて、偽物の勇者の剣の由来が分かります。

鍛冶屋をやっているドワーフのキーゼルが作ったものということが、判明します。

帝都の商人に頼まれて作ったもので、流れ流れてヒンメルのもとについたようです。

勇者の剣にそっくりなのは、その商人の指示だったと考えられます。

ただ、剣としての性能はいまいちのようで、キーゼルがいうには「ヒンメルにふさわしい剣はいくらでもある」そうです。

いまいちな性能の剣で世界を救ったヒンメルの能力がすごかったのかもしれませんね。

言い伝えだけで「勇者の剣」と言われている剣の里の勇者の剣」よりも、実際に魔王を討伐した「ヒンメルの勇者の剣」の方が「本物」といえるでしょうね。

まとめ:ヒンメルは本物の勇者の剣を手に入れた?

ヒンメルは本物の勇者の剣を手に入れていません。

子供のころに手に入れた勇者の剣の模造品で最期まで戦ったようです。

偽物の勇者の剣は、ドワーフのキーゼルが作ったもので、人の手を渡っていくうちにヒンメルのもとに行きました。

偽物とはいえ、魔王を倒した剣は、「本物」の勇者の剣といってもおかしくないですね。

また、剣の里の勇者の剣はあくまで言い伝えが残るだけで、「本物」かどうかの確証はなさそうです。

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