呪術廻戦の赤飯の気色悪さの意味は?

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この記事では、呪術廻戦にでてくる「赤飯の気色悪さ」の意味について紹介しています。

呪術廻戦の釘先野薔薇は、田舎が嫌で東京にでてきました。

そんな野薔薇の過去の話が15巻に登場します。

その中で、田舎の気色悪さを「赤飯」で表しています。

一見すると、どういうことかわからない「赤飯」という言葉にどういう意味があるのでしょうか?

今回は、呪術廻戦にでてくる「赤飯の気色悪さ」の意味について紹介します。

目次

呪術廻戦の赤飯登場シーン

呪術廻戦で、赤飯が登場するのはコミックス15巻125話「あの子の話」です。

釘先野薔薇の過去が描かれているシーンに関連しています。

このシーンでは、釘先野薔薇の友人である「ふみ」の視点から、釘先野薔薇と彼女が住む村の環境について語られています。

釘先野薔薇は「村は狭いため、村の人と友達になることよりも他人になることの方が難しい」と発言しており、ふみはそれを「良いこと」として受け取っていました。

しかし、数年後のエピソードでは、「隣のお婆ちゃんが赤飯を炊いて持ってきたとき、気色悪さが理解できた」という表現が使われています。

たった1コマの真っ黒なコマで、セリフだけが描かれるちょっと気味の悪いコマになっています。

赤飯の気色悪さの意味

「近所のおばあちゃんが赤飯を炊いてきた」というただのエピソードが、なぜ「気色悪い」のかについて紹介します。

ここで考えられるのは、「女性が初潮を迎えた際、お祝いとして赤飯を食べる習慣があること」です。

日本には昔から女性が初潮を迎えたときに「お祝い」として赤飯を炊く習慣があります。

前後の内容から察すると、ふみに初潮が来たのだと思われます。

そこに、近所のおばあちゃんが赤飯を持ってきたということですね。

これだけ見ると、近所の人がお祝いしてくれている良いことのように見えます。

でもよく考えると、家族でもない他人が、自分のとてもデリケートでプライベートな事情を知っているというのはかなり怖いことです。

おそらく、ふみやその家族がわざわざ近所の人にいいふらしていないでしょう。

となると、初潮の症状がでたところを誰かが見ていて、それをふみのプライバシーに配慮することなく、色んな人に言って回ったと考えられます。

赤飯を持ってきたおばあちゃんは、完全に善意であり悪意はまったくないと考えられるのも何とも不気味です。

おそらく、村中に知れ渡っているんでしょうね。

この辺りが、野薔薇のいう「他人になる方が難しい」という田舎特有の問題なんでしょうね。

赤飯の他の意味は考え過ぎ?

赤飯には上で書いた以外の意味があるという考察もあるようです。

下記2つの意味があることを書いている方もいらっしゃいます。

  • 赤飯自体に「呪術的」な意味があること
  • ジェンダー(男女差別)問題への警鐘の意味があること

正直なところ、この辺りの考察は考えすぎだと思います。

前後の文脈から考えると、「他人になる方が難しい」という話に関して説明しているコマですので、「呪術的な意味」や「ジェンダー問題への警鐘」は関係ないと考えた方がいいでしょう。

呪術廻戦の赤飯の気色悪さの意味:まとめ

呪術廻戦で、赤飯が登場するのはコミックス15巻125話「あの子の話」です。

「隣のお婆ちゃんが赤飯を炊いて持ってきたとき、気色悪さが理解できた」という表現は、「ふみの初潮というすごくプライベートなことを近所のおばあちゃんがなぜか知っている」ということを意味していると考えられます。

自分のプライベートなことを村中の人が知っているという田舎特有の気色悪さを短い言葉で表現しているのはお見事ですね。

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