週刊少年ジャンプで2004年から連載をスタートした人気漫画「ディーグレイマン(D.Gray-man)」は、ご存じの方も多いでしょう。そんなディーグレイマンの作者は、長期休載したり、アニメスタッフとのトラブルなどがあったりと何かと話題となることがあったことでも有名です。
実はネット上で、ディーグレイマンの作者が死亡しているのではないかという噂があります。これは本当なのでしょうか。そこで今回は、人気漫画ディーグレイマンの作者が死亡しているという噂について詳しく解説していきます。
ディーグレイマンの作者が死亡したというのは本当?
まず結論から申しますと、ディーグレイマンの作者が死亡したという噂は全くのデマです。ではなぜ、そんなうわさが出てしまったのでしょうか。考えられる理由をそれぞれ解説します。
休載を繰り返していた
ディーグレイマンの作者は長期で休載することが何度もありました。休載の理由は、首を負傷したためだと発表されています。最初の休載は2005年49号から2006年3号までで、その後連載を再開するものの2006年12号からまたしても怪我を理由に休載に入りました。
それからも何度も休載と再会を繰り返していたため、当時から公表されている首の負傷以外にも病気などの理由があるのではないか、特にうつ病などの精神的な病気なのではないかと噂する声があがっていました。
掲載紙の移籍を繰り返していた
ディーグレイマンは、連載当初は「週刊少年ジャンプ」に掲載されていましたが、その後は「赤マルジャンプ」、「ジャンプスクエア」、「ジャンプSQ.CROWN」、「ジャンプSQ.RISE」と移籍を繰り返して連載を続けてきました。ここまで移籍が多い漫画は異例で、移籍について知らない読者からしてみたら突然連載が終了したように見えたのではないでしょうか。
ディーグレイマンの作者「星野桂」とは
そんなネット上で死亡の噂が出ていたディーグレイマンの作者である「星野桂」さんについてご紹介します。星野桂さんは滋賀県出身の女性漫画家で、もともとは高校卒業後にアニメーターとして上京しています。
主な経歴
ディーグレイマンの作者「星野桂」さんの主な経歴をご紹介します。
星野桂さんは、高校卒業後にアニメーターとして上京をしており、「こちら葛飾区亀有公園前派出所」のアニメで部長や所長のイラストデザインを担当していました。他にも「HUNTER×HUNTER」の動画作成にも携わっていた経験を持ちます。
デビュー後の経歴
2002年に漫画家としてデビューをしており、デビュー後の略歴は以下の通りです。
- 2002年:赤マルジャンプにて「zone」で漫画家デビュー
- 2003年:週刊少年ジャンプにて、読み切り「Continue」を掲載
- 2004年:ディーグレイマンを週刊少年ジャンプで連載開始
- 2006年:ディーグレイマンがアニメ化
- 2009年:11月からディーグレイマンがジャンプスクエアに移籍
- 2011年:ジャンプSQ.LaBに読み切り「カイテン」発表
- 2013年:ミラクルジャンプN°14に読み切り「妖の王」を発表
- 2019年:エイ出版社発行「趣味の文具箱」にてコラムを連載開始
まとめ
「ディーグレイマン」は、連載当初から非常に人気を集めた少年漫画です。そんなディーグレイマンの作者が死亡しているのではないかという噂が一部ネット上で出回っていましたが、調べたところこの噂は全くのデマで、ディーグレイマンは現在も連載中です。
作者である星野桂さんは、首の負傷などが原因で長期にわたり休載することが何度もあり、連載する雑誌も何度か移籍を繰り返していたため、このような噂が出回ってしまったようです。
現在ディーグレイマンを連載している「ジャンプSQ.RISE」は季刊誌(年4回発行)のため、気になる方はチェックしてみてはいかがでしょうか。