弱虫ペダルの寒咲兄ってどんなキャラ?神崎と間違えられがちな功労者

この記事では、弱虫ペダルの寒咲兄こと寒咲通司について紹介しています。

弱虫ペダルにでてくる自転車屋さんといえば、寒咲自転車店です。

その店番をしているのは寒咲幹の兄、寒咲通司です。

よく「神崎」と間違えられがちですが、「寒咲」ですので、お間違えのないよう。

本編ではあまり語られない寒咲兄ついて、紹介していきたいと思います。

目次

弱虫ペダルの寒咲兄の紹介

弱虫ペダルの寒咲兄について基本情報を紹介します。。

基本プロフィール

  • 名前:寒咲通司(かんざきとうじ)
  • 年齢:連載開始時はおそらく19歳
    • 誕生日が不明ですが、金城達の2年先輩なので、誕生日が4月でなければ19歳です。
  • 職業:寒咲自転車店の手伝い
    • 寒咲兄は手伝いと明記されていますので、おそらく父親が店主だと思われます。

初登場

弱虫ペダルの寒咲兄の初登場は、3巻17話です。

1年生レースに出る小野田坂道のために、ロードバイクを届けようとしているシーンが初登場です。

寒咲幹に「お兄ちゃん」と呼ばれていることから、兄であることがすぐ分かります。

口にくわえているもの

寒咲兄は、いつも口にたばこのようなものをくわえています。

最初はたばこと思っていたのですが、どうやらスルメだそうです。

おそらく初期はたばこのつもりだったのでしょうが、年齢設定を考えたら、たばこはまずいとなったのだと思います。

高校生の時にも何かをくわえていますが、これはプリッツかじゃがりこのようなおかしのようです。

弱虫ペダルの寒咲兄の活躍

当初はただの自転車屋さんぐらいのポジションだったと思われますが、金城達が1年生の時のキャプテンということが分かります。

その中、田所、巻島に対して影響を与えたエピソードがありますので、順に紹介します。

田所迅とのエピソード

10巻83話にて、寒咲兄と田所迅とのエピソードが描かれます。

当時主将だった寒咲兄に、田所が退部届けをだすという回想シーンです。

なかなか結果が出せず、部をやめようとしていた田所に対して、「勝ちたいならやれ」「ハートでは負けるな」とはげまします。

これをきっかけに田所は努力を続けて、トップスプリンターとして覚醒します。

この話はスピンオフであるスペアバイク6巻でより詳しく描かれますので、気になる方はぜひそちらをお読みください。

この寒咲兄の想いが田所に伝わり、それが手嶋、青八木、鳴子へと受け継がれていったと考えていいと思います。

弱虫ペダルの寒咲兄と巻島裕介

スペアバイク1巻1話にて、寒咲兄と巻島裕介とのエピソードが描かれます。

田所と同じく、巻島が1年、寒咲兄が3年で主将の回想シーンから始まります。

巻島は独特のダンシング(立ちこぎ)を矯正されるのが嫌で、影でこっそり練習します。

巻島の努力を寒咲兄しっかり感じており、ヒルクライムレースに出場させます。

巻島は寒咲兄の期待にしっかり答えます。

巻島には多くを語らず、信頼することで結果を出させることに成功したという感じですね。

また、5巻20話では、巻島が何も言わなくても、自転車の不調を見抜きます。

この多くは語らずに信頼するという想いは、巻島から小野田にも伝わっていると思われます。

弱虫ペダルの寒咲兄の謎

寒咲兄に関して、何かありそうなのにまだ語られていない謎があります。

それは「左膝」です。

10巻83話で、意味深なサポーターをつけた左膝のアップが映る場面があります。

前後の会話で何となく、自転車競技は続けられない状況になっていたのではないかと思われます。

そう考えると、寒咲兄は回想シーンを含めて自転車に乗っているシーンが見られません。

合宿でも、走っている様子がないんですね。

何らかのケガにより自転車競技を続けられなくなり、キャプテンとしてメンバーに目を配ったり、自転車のメンテナンス等のサポートを中心として活躍していた可能性があります。

高校卒業後に大学に進学しなかったのも、自転車競技を続けられないから自転車のメンテナンスでサポートしようということなのかもしれません。

いずれ、寒咲兄の過去の話が詳しく語られることもあることを期待して待つことにしましょう。

弱虫ペダルの寒咲兄:まとめ

寒咲兄は金城達の2年先輩で、田所や巻島が自転車競技を続けるきっかけを作りました。

現在は部外者なので多くのことを語りませんが、田所や巻島に対して行ったことは、後輩にも伝わっていくと思います。

総北高校自転車競技部を強くした功労者だといってもいいと思います。

この記事を書いた人

目次