この記事では、呪術廻戦に登場するミゲルについて紹介しています。
劇場版「呪術廻戦0」に、ミゲルというキャラが登場します。
あまり見せ場がなかった夏油一派の中で、最も活躍したキャラです。
ただ、「呪術廻戦0」の中では多くが語られなかった謎の人物でもあります。
今回は、呪術廻戦に登場するミゲルについて紹介します。
ミゲルの紹介
ミゲルとは、呪詛師であり、夏油傑を王にするという目的で行動する人物です。
ミゲルは、ラルゥ達と一緒に夏油の仲間となり、家族のような関係を築いています。
肌の色や話し方、そして使用する武器から、ミゲルはアフリカ(ケニア?)の出身者である可能性が高いと思われます。
ミゲルの独特な喋り方から「ボビー・オロゴンみたいな喋り方」と五条に言われ、ファンからの愛称はボビーとなっています。
アフリカ系のキャラだから、ボビー・オロゴンみたいな喋りにしようと思い、設定されたのかもしれませんね。
なお、アニメのミゲルの声優は山寺宏一さんです。
大物声優を使っていることから、ミゲルの扱いの大きさが分かりますね。
ミゲルの実力
ミゲルは五条悟を足止めするだけの力を持っており、かなりの強さを持っていると考えられます。
百鬼夜行の時には、夏油の指示でミゲルは五条を足止めする役割を果たしました。
五条は六眼・無下限呪術を使う強敵であり、ミゲルは彼を10分以上も足止めすることに成功しました。
この功績から、作者からは「百鬼夜行のMVP」と評されています。
また、五条が本編で活躍すればするほど、互角に戦ったミゲルの株もあがっているようです。
使用術式
ミゲルが使用する術式については、まだ詳細が明かされていません。
現在のところ、0巻や本編で彼が使用する術式は登場していません。
しかし、彼が五条との戦闘で吹き飛ばされても無事である姿から、彼は一定以上の呪力を持っており、身体能力を強化することも可能なのでしょう。
ちなみに、劇場版の特典として提供された0.5巻の冊子によると、乙骨の基礎体術にもある程度影響を与えたようです。
なお、ミゲルが領域展開を使用可能かどうかについても明らかになっていません。
しかし、五条を足止めするほどの強さを持つ彼は、将来的には領域展開を披露する可能性も十分にあります。
使用呪具
ミゲルは、縄に呪いを込めた「黒縄(こくじょう)」といわれる呪具を使用しています。
黒縄はミゲルの国の術師が何十年もかけて作るもののようです。
コミックス17巻では、黒縄に関して「あらゆる術式効果を見出し相殺する」と説明されています。
黒縄を使用することで、彼は五条の術式を乱すことができ、互角に戦えたのだと思われます。
もしかしたら、黒縄無しでは、ミゲルの実力はかなり落ちるのかもしれませんね。
劇場版「呪術廻戦0」後のミゲルの状況
劇場版「呪術廻戦0」のエンディング後に、乙骨といっしょにいるミゲルの姿が確認できます。
ミゲルは五条悟に従い、乙骨憂太と共に海外に派遣されたようです。
五条を警戒しているミゲルの様子が見られますので、ミゲルは五条に脅されて従っているのかもしれませんね。
ミゲルと乙骨が海外にいった目的の1つは、「黒縄」探しのようです。
ただ、ミゲルの故郷を訪れましたが、実際には無駄足を運ぶことになりました。
黒縄は既に存在しないことが判明しています。
それだけ貴重なものということのようですね。
その後、乙骨は日本に戻ってきて本編に登場しましたが、ミゲルがどうしているかは不明です。
ミゲルは黒縄を探すためだけの契約だったのか、五条が封印されたことで逃げることにしたのか、または引き続き協力しているのかは分かりません。
本編に登場してほしい気持ちもありますが、登場せずに勝手に評価が上がっていくのも面白いですね。
なお、ミゲル以外の夏油一派のその後については、下記記事にまとめていますので、合わせてご覧ください。
ミゲルは味方になった?
ミゲルが乙骨といっしょに行動しているので、敵対しているわけではなさそうです。
ただ、味方になったのかといわれると不明です。
何らかの報酬等を条件に、仕事をする傭兵のような立場なのかもしれません。
となると、ミゲルは条件次第で虎杖達の味方にも敵にもなりそうです。
ただし、五条とは二度と戦いたくないでしょうから、五条と敵対するようなマネはしなさそうですね。
呪術廻戦のミゲル:まとめ
呪術廻戦のミゲルについて紹介しました。
ミゲルの術式については不明ですが、黒縄と言われる呪具を使い、五条と互角に戦いました。
劇場版「呪術廻戦0」後、ミゲルは乙骨と共に海外にいっていることが分かります。
その後、乙骨は日本に戻ってきましたが、ミゲルの状況は不明です。
ミゲルは本編にほとんど出てこないにも関わらず、五条が活躍するたびに評価があがっていくおいしいキャラでもあります。