この記事では呪術廻戦の五条悟の一人称が「俺」から「僕」に変わった理由について紹介しています。
呪術廻戦の五条悟の一人称は「僕」です。
五条のキャラやイメージからすると、「俺」と言いそうなので、意外な感じがします。
しかし、昔は五条も「俺」と言っていました。
今回は、呪術廻戦の五条悟の一人称が「俺」から「僕」に変わった理由について紹介します
高専時代の五条悟の一人称は「俺」
「俺」から「僕」へと変わっています。
現在は五条は自分のことを「僕」と呼んでいますが、高専時代は自分のことを「俺」と呼んでいました。
学生時代の五条は、今よりももっと生意気な感じです。
彼は年上でも、同級生でも、年下でも、誰に対しても敬意を示さず、バカにするような態度をとっていました。
五条が欠けていた礼儀や常識は、同級生の夏油が代わりに補っていた感じです。
「僕」というよりも「俺」というのがぴったりの雰囲気ですね。
夏油から「俺」はやめるように言われる
コミックス8巻66話にて、夏油が五条に対して「一人称『俺』はやめた方がいい」と言われ、「私」か「僕」にするように注意されます。
理由としては、2点。
- 目上の人に失礼
- 歳下にも怖がられにくい
当然、このときの五条はそんな夏油の意見を聞き入れません。
五条悟の一人称が「僕」になった時
五条の一人称が「僕」になったのは、夏油が高専を去った後でした。
コミックス9巻78話にて「俺」を使ったのが最後になります。
続く79話では、子供の頃の伏黒恵に対して「僕」という一人称を使っています。
夏油が、言っていた「歳下にも怖がられにくい」を実践しているのかもしれません。
五条悟の心境の変化
表面上は一人称が「俺」から「僕」になっただけですが、実際には夏油がいなくなったことでかなりの心境の変化があったのではないでしょうか。
夏油の忠告を聞きいれて一人称を変更したのも、心境の変化の1つではないかと思います。
夏油が事件を起こす前に、もっと話をきいてやったらよかったと思ったのかもしれません。
自己中心的な存在から後輩育成へ力をいれはじめたのも、心境の変化と考えられます。
五条が今のような教師としての姿勢を持っているのは、夏油の裏切りがあったからと考えると何とも皮肉なものです。
五条悟の一人称が「俺」から「僕」になった理由:まとめ
五条悟の一人称が「俺」から「僕」になった理由は、夏油から注意されたからだと思われます。
とはいえ、すぐに忠告を聞き入れたわけではなく、一人称が「僕」になったのは夏油が高専を去った後でした。
明確には描かれていませんが、五条なりに何か感じることがあり、それが一人称の変更という形で現れたのかもしれません。