『ママレードボーイ』の作者が死亡したって本当?現在の活動など調査!

『ママレードボーイ』の作者が死亡したって本当?現在の活動など調査!

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平成ブームで再び注目を集めている大ヒット漫画『ママレードボーイ』。作者が死亡したという噂があるようですが、本当なのでしょうか?当時リアルタイムで読んでいた世代の人達にとっては、とてもショッキングな噂ですよね。

そこで今回は、『ママレードボーイ』の作者が死亡したという噂の真相を調査いたしました。現在の活動内容についてもまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。

目次

『ママレードボーイ』の作者が死亡した?

『ママレードボーイ』の作者が死亡したというのは事実ではありません。

作者の吉住渉は現在62歳で、今も漫画家として活躍しています。病気療養中などの情報も見当たりませんでした。

『ママレードボーイ』作者死亡の噂が生まれた原因は不明ですが、『ちびまる子ちゃん』の作者・さくらももこが亡くなったことが関係しているのかもしれません。『ちびまる子ちゃん』と『ママレードボーイ』は、同時期にりぼんで連載していた人気作品。

同じくらいの年代で亡くなった作者がいると勘違いされた可能性があります。

『ママレードボーイ』の作者のプロフィール

『ママレードボーイ』の作者・吉住渉のプロフィールを以下にまとめました。

  • 本名:中井真理子
  • 生年月日:1963年6月18日(62歳)
  • 出身地:東京都
  • 活動期間:1984年~現在

吉住渉は1984年、『ラディカル・ロマンス』という読み切り作品で漫画家デビューしています。この作品は『りぼん』ではなく、読み切り作品を主体とした『りぼんオリジナル』に掲載されました。

ここからは、吉住渉のおすすめ作品や現在の活動状況などを見ていきましょう。

おすすめ作品

吉住渉の漫画でおすすめなのは、次の作品です。

  • 四重奏ゲーム(1988年)
  • ハンサムな彼女(1988年)
  • ママレード・ボーイ(1992年)
  • ミントな僕ら(1997年)

音楽学校を舞台にした『四重奏ゲーム』はミステリー要素を含む内容で、吉住渉の初連載作品です。『ハンサムな彼女』は芸能界の恋を描いた作品で、吉住渉の代表作でもあります。「吉住渉といえば『ハンサムな彼女』」という人も多いのではないでしょうか。

『ミントな僕ら』は、男女の双子の恋模様を描いた学園ラブストーリーです。

交流がある漫画家

『ママレードボーイ』の作者・吉住渉は社交的なことでも知られていて、たくさんの漫画家と親交があります。仲が良いのは主に『りぼん』で同時期に活躍していた漫画家ですが、安野モヨコやひうらさととも親しいそうです。

単行本の前書きや後書きに吉住渉とのプチエピソードを載せる漫画家もいたので、作者同士の繋がりがあることを知っていた人もいるかもしれませんね。

今回は、『りぼん』の漫画家で親交がある人物を4人ご紹介いたします。

矢沢あい

  • 本名:不明
  • 生年月日:1967年3月7日(58歳)
  • 出身地:兵庫県尼崎市
  • 代表作:『天使なんかじゃない』『NANA』

90年代のりぼんにおいて、吉住渉と矢沢あいが人気を二分していたといっても過言ではありません。『天使なんかじゃない』は『ママレードボーイ』と同時期に連載されていました。

小花美穂

  • 本名:不明
  • 生年月日:1970年4月26日(55歳)
  • 出身地:東京都
  • 代表作:『こどものおもちゃ』

小花美穂はシリアスなストーリーを描くことが多く、『こどものおもちゃ』は当時問題になっていた学級崩壊や少年犯罪などを扱った衝撃的な作品でした。アニメにもなったので、覚えている人も多いのではないでしょうか。

水沢めぐみ

  • 本名:不明
  • 生年月日:1963年7月3日(62歳)
  • 出身地:大阪府
  • 代表作:『姫ちゃんのリボン』

90年代の『りぼん』といえば、『姫ちゃんのリボン』を思い出す人もいるのではないでしょうか。1992年にはアニメ化され、主題歌をSMAPが担当して話題となりました。

水沢めぐみは吉住渉と同い年なので、特に仲が良いのかもしれませんね。

一条ゆかり

  • 本名:藤本典子
  • 生年月日:1949年9月19日(76歳)
  • 出身地:岡山県
  • 代表作:『有閑俱楽部』

『有閑倶楽部』は、1981年から2002年まで続いた長期連載作品として知られています。吉住渉がデビューし、『ママレードボーイ』を連載していた頃も続いていました。

年齢も離れているので、吉住渉と一条ゆかりは先輩後輩の関係ではないでしょうか。

現在の活動状況

吉住渉は、現在『COcohana』にて『キャラメル シナモン ポップコーン』を連載中です。

2025年8月には、『りぼん』創刊70周年を記念したイベント『りぼんフェスタ2025』でサイン会に登場。抽選制でしたが、作者本人から直筆サインをもらえるということで大きな話題となりました。

『ママレードボーイ』のファンにとっては夢のようなイベントですよね。

『ママレードボーイ』が気持ち悪いと言われる理由

『ママレードボーイ』が気持ち悪いと言われる理由は、登場人物の関係性です。相関図を見てもわかるように、2人の両親は離婚し、互いの元パートナーと再婚しています。

さらに、2013年から2018年に連載された続編の『ママレードボーイ・little』では、再婚した夫婦の間に生まれた子供が主役。光希と遊の弟と妹ということになりますが、倫理的に問題ないのかと疑問を持つ読者も少なくありません。

『ママレードボーイ』の実写がひどいと言われる理由

『ママレードボーイ』の実写がひどいと言われる理由には、キャスティングミスを含め様々な違和感があるようです。

特に、主役を演じた桜井日菜子は光希のイメージと合わないと批判の声が多く上がりました。そもそも人気漫画の実写化は難しいのですが、桜井日菜子は演技力も不足していたため、光希を演じきることができなかったようです。

全8巻ある『ママレードボーイ』を2時間ほどの映画に詰め込んだことも、違和感を与えてしまったのかもしれません。

まとめ

今回は、『ママレードボーイ』の作者が死亡したという噂について解説いたしました。

『ママレードボーイ』の作者・吉住渉は健在で、現在も漫画家を続けています。死亡説が流れた原因は不明ですが、90年代に『りぼん』で活躍していたさくらももこが亡くなったことが関係している可能性が高いです。

昔と比べて作品を発表するペースは落ちましたが、精力的に活動を続けています。

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