この記事では、ダンジョン飯に登場する「うさぎ」について紹介していてます。
ダンジョン飯では、多数のモンスターが登場します。
強さや特徴はいろいろありますが、最強クラスのモンスターとしてあげられるのは「うさぎ」ではないでしょうか?
見た目はただのうさぎなのに、ライオス一行を全滅寸前まで追い込むぐらいの凶悪さを持っています。
なぜ、見た目が普通のうさぎが、最強クラスの恐ろしさを持っているのでしょうか?
これは、元ネタが分かると理解できるようになります。
今回は、ダンジョン飯に登場する「うさぎ」について紹介します。
ダンジョン飯のうさぎの紹介
ダンジョン飯で「うさぎ」が登場するのは、コミックス10巻64話、65話です。
具体的なモンスター名はなく、「迷宮の兎」「首刈りウサギ」等と呼ばれているようです。
見た目は普通の兎ですが、後ろ足に刃物を持ち、冒険者の首を狙う習性があります。
ダンジョン飯10&解説本読了。
— へたどく (@hetadoku) March 22, 2021
10はモンスターになっても優しいファリンが良かった。
解説本は種族やキャラ項目毎に漫画が付くという豪華仕様。
あとウサギはVorpal bunnyじゃないのねw(鈴木土下座衛門的な? pic.twitter.com/hKtrwta2dV
ライオス一行も、もう少しで全滅というぐらい危険な状態になってしまいました。
詳しくはネタバレになりますので書きませんが、シリアスな状況なのにギャグ要素もあって、とてもおもしろい話です。
ダンジョン飯のうさぎの元ネタ:ウィザードリィ
ダンジョン飯のうさぎの元ネタの1つ目は、ウィザードリィの「ボーパルバニー」です。
ウィザードリィは、ダンジョンを探求することを目的としたロールプレイングゲームです。
全体的に、ダンジョン飯はウィザードリィの影響を受けている印象があります。
ですので、「ボーパルバニー」が元ネタと考えていいと思います。
確率は低くても、ボーパルバニーに対しては緊張する。#ウィザードリィ pic.twitter.com/fJKdfJDflS
— ぽたきち/ファミコン音楽家 (@potakichi_57) May 10, 2021
ウィザードリィの「ボーパルバニー」も、見た目は普通の兎なのに、冒険者の首をはねるという恐ろしい習性を持っています。
「ボーパルバニー」がどうやって首をはねているかは不明ですが、ダンジョン飯では後ろ足に刃物を仕込むことで表現したのでしょう。
ダンジョン飯のうさぎの元ネタ:モンティ・パイソンの映画
ダンジョン飯のうさぎの元ネタの2つ目は、映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」です。
ウィザードリィの「ボーパルバニー」もこの映画が元ネタとされていますので、本家と考えてよさそうです。
明らかにぬいぐるみのうさぎが、騎士達の首にかみついて、どんどん殺していきます。
シリアスな状況のはずなのに、ギャグっぽい展開になっているところも、ダンジョン飯のうさぎと共通しますね。
まとめ:ダンジョン飯のうさぎ
ダンジョン飯のうさぎについて紹介しました。
- 登場話:コミックス10巻64話、65話
- 特徴:見た目は普通の兎だが、後ろ足に刃物で冒険者の首を狙う
- 元ネタその1:ウィザードリィの「ボーパルバニー」
- 元ネタその2:映画「モンティ・パイソン・アンド・ホーリー・グレイル」の「殺人兎」
なんで普通の兎なのに、こんなに凶暴なのかというのが、元ネタを見るとよく分かりますね。