この記事では、推しの子の復讐に関して紹介しています。
推しの子のメインストーリーには、「復讐」というテーマがあります。
アクアの復讐がメインですが、それ以外にも復讐を考えている人物が最低でも2人います。
今回は、推しの子の復讐に関して、3人のキャラの状況のまとめと結末予想について紹介します。
アクアの復讐の流れ
まずは、アクアの復讐の流れから見ていきたいと思います。
復讐を決意する
幼少期からアクアは、アイを殺害した真犯人である自分の父親を見つけ出し、復讐を誓っていました。
既に前世で一度死んでおり、アイがいない人生を生きてもしょうがないということで、死を考えている感じもありました。
しかしながら、アイが殺された事件には黒幕がいるはずという気持ちで、復讐を誓います。
黒幕は、自分たちの父親しかないと判断し、「黒幕探し=父親探し」となります。
アクアは黒幕を探すには、アイのプライベートの情報を知る必要があると考えました。
芸能関係者と関係を持つ
アクアは、自分たちの父親は芸能関係者であると考え、芸能界と関わりを持とうとします。
アクアが芸能界でやっていくつもりがないのに、ドラマや2.5次元舞台に出演しているのも父親探しが要因となっています。
父親かどうかの判断は、DNA鑑定を使い行いました。
アクア自身のDNAが父親を探す最大の証拠というわけですね。
アクアの父親は亡くなっていた?
アクアは自分の異母兄弟である姫川大輝を見つけることができました。
DNA鑑定によって、彼が自分の異母兄弟であることが判明しました。
しかし、アクアは姫川大輝から、姫川の父親である上原清十郎が既に亡くなっていることを知りました。
復讐相手がもう死んでいることを知り、アクアは「ある可能性」から目をそらし、復讐を終えたと思い込んでしまったのです。
真犯人と思える人物の登場
コミックス10巻にて、アクアは真犯人と思われる人物の名前を知ってしまいます。
自身の父親という証拠はでていませんが、状況的に父親であることは間違いなさそうな雰囲気です。
犯人探しはここでいったん終了となり、実際の復讐に入っていきそうです。
ルビーの復讐の流れ
次に、ルビーの復讐の流れを見ていきたいと思います。
ルビーが復讐を決意する
ルビーの復讐のきっかけは、ゴローの白骨死体を発見したからでした。
ルビーの前世である「さりな」が好きだったゴローが殺されたということがかなりショックだったようです。
またこの時、謎の少女から、ゴローが殺された時に大学生位の男と中学生位の男の子が現場にいたという話をききます。
謎の少女はあまり詳しいことを語らなかったので、「犯人は2人組」とルビーは判断します。
1人はアイを殺したストーカーなので、もう1人の人物を復讐の対象に選んだという感じですね。
アイの時は復讐しようという気持ちにならなかったのに、そんなにゴローのことが好きだったのかという疑問は少し残ります。
まあ、復讐相手がまだ生きていると知ったから、復讐心が芽生えてきたのかもしれませんね。
手段を選ばずに売れようとする
復讐を誓ったときから、ルビーの雰囲気が変わり、どんな手を使ってでも売れようとします。
それは、壱護から星野アイと関係のあった人物を聞き出すための約束ということがわかります。
星野アイと当時関係のあった人物は、現在ではえらくなっているので、ちゃんと売れている芸能人でないと紹介できないと言われます。
そのため、ルビーは「もっと売れたら紹介してくれる?」と壱護と約束します。
ルビーも「自分たちの父親が犯人」と考えていて、芸能関係者を疑っているようです。
ルビーが芸能界で売れるまでにそれなりに時間がかかると思いますので、このままですと復讐に時間がかかりそうですね。
ルビーの犯人探しは的外れ?
ルビーは自分の父親を疑っていると書きましたが、「中学生が犯人の1人」ということを謎の少女の話からルビーは知っているはずです。
中学生が犯人とすると、自分たちの父親が犯人とは考えにくいでしょうし、芸能関係者というのもずれた発想のような気がします。
また、なぜ自分たちの父親が犯人という考えになったのかは不明です。
むしろ聞くべきだったのは、当時星野アイの周りに中学生っぽい男の子がいたかどうかだと思うのですが。
それだったら壱護の口も軽くなった可能性があります。
復讐に入るタイミングも遅かったですし、重要な情報もうまく活かせておらず、ルビーの復讐はちょっとずれている気がします。
斉藤壱護の復讐の流れ
最後に斉藤壱護の復讐の流れを見ていきましょう。
壱護は事件後、行方をくらましており、どんな動きをしていたのかは不明です。
犯人を殺してやるという気持ちはあるようですが、15年の間どのくらい犯人探しをしていたのかも不明です。
星野アイの妊娠時期を逆算すれば、どういった仕事をしていたころか目星はつくと思いますので、いろいろ調べていたのかもしれませんが、作中ではほとんど分かりません。
今後、何をしていたのか分かるかもしれません。
推しの子の復讐の状況(コミックス11巻時点)
コミックス11巻時点での、復讐の状況を整理しておきます。
- アクア、ルビー、壱護の3人共、星野アイの夫(アクアとルビーの父)が犯人だと疑っている。
- アクアは、父親と思われる人物の名前を手に入れた。
- DNA鑑定等はしていないと思うので、父親かどうかは確定していない。
- ルビーは犯人が事件当時中学生だったという情報を持っているが有効活用できていない。
- アクアと壱護が黒幕を追い詰めるために手を組んだ
ざっくりまとめるとこんな感じですね。
アクアが圧倒的にリードしており、ルビーは大事な手がかり(犯人は当時中学生)をまったく活かせていない状況です。
推しの子の復讐はどうなる?
アクアと壱護が既に手を組んでいるので、アクアが主導権を握り犯人を追い詰めるという展開が予想されます。
ルビーに関しては、その途中で復讐から降ろされると思います。
黒幕を殺すのかどうかは分かりませんが、個人的にはアクアに手を汚してほしくないですね。
汚い部分は、壱護が全てかぶって、まだ高校生のアクアとルビーはそのままきれいな道を歩いてもらうという流れに期待したいです。
推しの子の復讐:まとめ
3人のキャラの復讐の流れについてまとめました。
3人の中で、アクアだけが黒幕と思われる人物の名前が分かっています。
ルビーに関しては、まだ犯人に関する情報をほとんど手に入れていない状況です。
今後は、アクアと壱護が協力して、黒幕を追い詰めていくことになると思います。
結末がどうなるかは分かりませんが、少なくともルビーは幸せになる形を期待したいです。