この記事では、推しの子にかぐやが登場したかどうかについて紹介しています。
推しの子の原作者「赤坂アカ」先生は、「かぐや様は告らせたい」という作品も書かれていました。
同じ作者ということで、どうやら2つの作品が同じ世界観ではないかと話題になっています。
2つの作品で共通点も見つかっていますし、かぐやが推しの子にも登場しています。
この記事では、推しの子にかぐやが登場した話及び2つの作品の時系列について紹介します。
推しの子にかぐや登場
推しの子にかぐやが登場したのは、「推しの子」の特別編です。
コミックス11巻発売時点では、コミックスに収録されていません。
コミックスの時系列でいうと、9巻か10巻ぐらいの話になると思われます。
「推しの子」の特別編には、大人になったかぐやが、ルビーのグラビアを撮影したカメラマンとして登場します。
残念ながらかぐやのセリフ等はありませんが、最後のページにちょっとしたサプライズがあります。
これに関しては、実際見ていただいた方がいいと思いますので、内容はふせておきます。
この特別編は「ヤンジャン!アプリ」で読むことができますので、気になる方はぜひ読んでみてください。
ポイントが必要ですが、ミッションをこなせば必要なポイントはたまりますので、すぐに読めますよ。
推しの子とかぐや様は同じ世界観
「かぐや様は告らせたい」と「推しの子」は同じ世界線であることが原作者の赤坂アカ先生が回答しています。
具体的には、「かぐや様は告らせたい」公式のQ&A企画「かぐや様は告らせたい 目安箱」第3回で、赤坂先生が下記とおり回答しています。
【推しの子】は『かぐや様』より何年か後の時系列で、生徒会メンバーも社会人になってそうです。
引用:https://youngjump.jp/kaguyasama/question/qa/
作者公認で「かぐや様」と「推しの子」の世界がつながっていることが確定しています。
推しの子とかぐや様の時系列
「【推しの子】は『かぐや様』より何年か後の時系列」という話でしたが、もう少し具体的に何年後か分かりそうな話が2つありました。
ただし、この2つは矛盾しています。
順に紹介します。
5年後説
このエピソードでは、石上優が大学を卒業できるかどうかの瀬戸際であると話しているため、最終話から5年ほど先の出来事と思われます。
★今週の“かぐや様”★
— ★赤坂アカ 集英社作品 総合アカ★『かぐや様』『【推しの子】』『恋愛代行』 (@akasakashueisha) September 22, 2022
本日YJ43号の発売日です!
それぞれのキャラの
最終回をお届けする
真の最終章。
今回は、早坂愛の最終回。
少し未来のお話…??
※最新27巻&『語りたい』7巻
10月19日(水)発売!https://t.co/RPjAQTcHe1 pic.twitter.com/Sg3w0NWbby
「かぐや様は告らせたい」コミックス28巻の276話「早坂愛の最終回」の1ページ目に、「B小町」のルビー、MEMちょ、有馬かならしき3人のポスターのようなものが登場します。
また、この話には、上で紹介したカメラマンになったかぐやが登場しますので、推しの子の9巻か10巻ぐらいの時間軸であることがわかります。
ただし、こちらは本当の未来なのか、ただの妄想なのか分からないというオチがつきます。
しかしながら、全体的に矛盾がないのはこちらだと思いますので、推しの子はかぐや様の5年後ぐらいの時系列と考えるのがいいと思われます。
10数年後説
コラボ企画として、「『かぐや様は告らせたい』×『【推しの子】』新刊同時発売記念コラボ企画「生徒会は【推し】たい?」がYoutubeで公開されました。
この動画によると、生徒会の藤原書記がアクアが2,3歳の頃に出演していた映画を見たという話から始まります。
推しの子のコミックス1巻6話で登場した話ですね。
アクア達とかぐや様は13,4歳ぐらい年の差がありそうですね。
ですので、アクア達がメインになった第1章以降は、かぐや様の時系列の10数年後の世界と考えることができます。
ただし、宣伝のためのコラボですので、こちらは時系列を無視したと考える方が自然かもしれません。
推しの子とかぐや様の共通点
「かぐや様」と「推しの子」は、世界観の共有部分があることが分かっています。
不知火ころもと不知火フリル
かぐや様21巻 登場の「不知火ころも」
— ちぇりお☆ぶいり(10月まで低低低浮上) (@ysk1543) May 16, 2023
推しの子2巻 登場の「不知火フリル」
赤坂先生曰く姉妹とのこと!!
推しの子はかぐや様と同一世界線と考えていいのかな??#かぐや様は告らせたい #推しの子 pic.twitter.com/dIERBBUSNC
かぐや様の「不知火ころも」と推しの子の「不知火フリル」が姉妹とされています。
ころもが登場するのは「かぐや様」21巻の211話で、初登場します。
一方、「推しの子」のフリルの初出は2巻の19話です。
どちらも、朝の番組に出演していたことで、遅刻したという場面が描かれています。
意図的に狙った初登場だと考えられますね。
今日は甘口で
【第3回「かぐや様目安箱」】A.007 赤坂先生より
— ★赤坂アカ 集英社作品 総合アカ★『かぐや様』『【推しの子】』『恋愛代行』 (@akasakashueisha) August 26, 2021
☆【推しの子】は『かぐや様』より何年か後の時系列で、生徒会メンバーも社会人になってそうです。 https://t.co/pzG5nHEUDo
推しの子では、「今日は甘口で」という漫画の実写ドラマ化の話が登場します。
一方、かぐや様の作中にも「今日は甘口で」という少女マンガが登場します。
かぐや様のコミックス8巻73、74話にて、生徒会で議論が起こりました。
同じ表紙で、作者も「吉祥寺頼子(きちじょうじよりこ)」ですので、同一作品と見ていいと思います。
かぐや様の時点で、作品は完結しており、推しの子ではメディア化が期待できないぐらいの古い作品という扱いのようです。
推しの子のかぐや様要素:まとめ
推しの子とかぐや様は世界観が共通していると作者が語っています。
時系列としては、おそらくかぐや様の5年後くらいが推しの子の世界と思われます。
また、推しの子の特別編にカメラマンになったかぐやが登場しました。
その他「不知火姉妹」や「今日は甘口で」等、共通点が見られます。
ただし、どれもファンサービス的な位置づけであり、双方に本編に影響を与えるような関係ではないです。
あくまで、作者の仕込んだお遊びの一種なんでしょうね。