ぼっちざろっくのアジカンネタ一覧!キャラ名からサブタイトルまで網羅!

この記事では、「ぼっち・ざ・ろっく!」内で扱われたASIAN KUNG-FU GENERATION(アジアンカンフージェネレーション)のネタについて紹介しています。

ぼっちざろっくは、様々な場面でパロディネタがでてきます。

実在のバンドがネタになることも多いのですが、その中でもアジカンことアジアンカンフージェネレーションが元ネタになることが多いです。

今回は、ぼっちざろっく内で使用されたアジカンネタを一覧にして紹介したいと思います。

目次

ぼっちざろっくのアジカンネタその1:キャラクターの名前

ぼっちざろっくのアジカンネタの1つ目は、キャラクターの名前です。

結束バンドのメンバー4人の名前は、アジカンのメンバーの名前からつけられています。

名字だけですが、下記とおり担当楽器にあわせて対応しています。

  • ギター:後藤ひとり→後藤正文
  • ギター:喜多郁代→喜多建介
  • ベース:山田リョウ→山田貴洋
  • ドラム:伊地知虹夏→伊地知潔

ただし、メインボーカルに関しては、アジカンが後藤正文さんに対して、結束バンドは喜多郁代ですので、ずれがあります。

バンド内の中心人物である後藤正文さんを漫画の主人公の名前に採用したということだと思われます。

なお、後藤正文さんのニックネーム「ゴッチ」も、後藤ひとりのニックネーム「ぼっち」に対応していると考えられます。

もしかしたら、「ぼっち」というニックネームが先に作られて、そこから「ゴッチ」を連想して、アジカンメンバーの名字を借りるという流れだったのかもしれませんね。

(2023/2/27追記)

作者のはまじあきさんによると、ぼっちちゃんの由来と「ゴッチ」は関係ないようです。

ぼっちざろっくのアジカンネタその2:キャラクターの誕生日

ぼっちざろっくのアジカンネタの2つ目は、キャラクターの誕生日です。

結束バンドのメンバー4人の誕生日は、アジカンのメンバーの誕生日を逆に並べた数字になっています。

  • 後藤ひとり 2月21日→後藤正文 12月2日
  • 喜多郁代 4月21日→喜多建介 1月24日
  • 山田リョウ 9月18日→山田貴洋 8月19日
  • 伊地知虹夏 5月29日→伊地知潔 9月25日

アジカンメンバーの誕生月が1桁でよかったですね。

例えば、12月29日生まれだったら、ひっくり返すとおかしくなってしまいますので。

ちなみに、血液型についてはアジカンをもとにしてはいないようです。

結束バンドのメンバーの性格は担当楽器にあわせて設定したという話ですので、その性格にあわせて血液型を決めたのかもしれません。

ぼっちざろっくのアジカンネタその3:漫画の扉絵

ぼっちざろっくのアジカンネタの3つ目は、漫画の扉絵です。

ぼっちざろっくの各話の始めに描かれる扉絵は、いろいろなアーティストのMVを元ネタにしています。

その中で1巻の第2話の扉絵が、アジカンの「リライト」のPVが元ネタとなっています。

第1話は特に元ネタがないので、記念すべき1発目のパロディになります。

2:45あたりから、アジカンのメンバーが宙に浮き出すシーンが元になっています。

なお、扉絵の元ネタになるアーティストは、毎回違うようですので、アジカンが元ネタになっているのも今のところ1巻2話だけです。

ぼっちざろっくのアジカンネタその4:MVパロディ

ぼっちざろっくのアジカンネタの4つ目は、MVのパロディです。

これは、アニメだけのパロディです。

アニメ3話「馳せサンズ 」の冒頭1分くらいのシーンで、「自分がもう陰キャじゃないのでは?」と思った後藤ひとりをなぜか「シンクロナイズドスイミング(アーティスティックスイミング)の選手」と「ザリガニ」、「サングラスとひげのおじさん」が拍手をするというシーンがあります。

後藤ひとりの妄想なので、何でもありなのはわかりますが、「なぜこの人選?」と思ってしまう内容です。

実はこれが、アジカンの「君の街まで」という曲のMVに登場するキャラなんですね。

それでもよくわからないと思いますので、下の実際のMVを見ていただくのが早いと思います。

とはいえ、プールで演技をしている選手を巨大なザリガニが襲うという展開は意味がわからないと思いますが。

最初は普通にシンクロをしていますが、2:50くらいから謎の展開になっていきます。

ちなみに、シンクロ選手の監督として登場しているサングラスとひげのおじさんは、映画監督の山本晋也さんです。

ぼっちざろっくのアジカンネタその5:アニメのサブタイトル

ぼっちざろっくのアジカンネタの5つ目は、アニメのサブタイトルです。

アニメのサブタイトルがアジカンの曲のタイトルを元にしたものになっていますので、順に紹介していきます。

ちなみに、原作漫画は各話に特にサブタイトルはありません。

第1話「転がるぼっち」

第1話「転がるぼっち」の元になっているのは、11枚目のシングル「転がる岩、君に朝が降る」です。

[pochipp id=”1923″]

「転がる岩」とは「ロックンロール」のことらしいので、「ぼっちざろっく」とかけたのではないかと思います。

後藤ひとりが落ち込んで地面に転がるシーンもあるので、単純にそちらの可能性もありますが。

第2話「また明日」

第2話「また明日」の元になっているのは、18枚目のシングル「それでは、また明日」です。

[pochipp id=”1925″]

アニメ映画「劇場版NARUTO-ナルト- ROAD TO NINJA-ロード・トゥ・ニンジャ」の主題歌にもなっています。

STARRYのバイト後に、後藤ひとりが「また明日」と虹夏に言っているのがタイトルの由来だと思われます。

第3話「馳せサンズ」

第3話「馳せサンズ」の元になっているのは、5枚目のアルバム「サーフ ブンガク カマクラ」に収録されている「長谷サンズ」です。

[pochipp id=”1926″]

「長谷サンズ」が「馳せ参ず」のだじゃれなので、それをそのまま持ってきた形ですね。

喜多郁代が初めてSTARRYに訪れることにかけていると思います。

もしかしたら、「サンズ」は「太陽」のような喜多のことにもかかっているのかもしれません。

個人的には、これは深読みしすぎで、元の曲名の「サンズ」をそのまま残しただけのような気もしますが・・・。

第4話「ジャンピングガール(ズ)」

第4話「ジャンピングガール(ズ)」の元になっているのは、9枚目のアルバム「ホームタウン」に収録されている「ダンシングガール」です。

[pochipp id=”1927″]

アーティスト写真(アー写)をとるために、結束バンドのみんなでジャンプをするシーンがタイトルの由来だと思います。

いわゆるきららジャンプというやつですね。

あわせて読みたい
ぼっちざろっくのきららジャンプって何?自虐ネタもおもしろい! この記事では、「ぼっち・ざ・ろっく!」のきららジャンプについて、紹介しています。 ぼっちざろっくは、他の漫画やアニメをパロディにしていることがあります。 今回...

第5話「飛べない魚」

第5話「飛べない魚」の元になっているのは、7枚目のシングル「ブルートレイン」のカップリング曲「飛べない魚」です。

[pochipp id=”1928″]

ここにきて、曲名そのままのタイトルになりましたね。

5話は、ライブハウス「STARRY」出演に対してのオーディションの話です。

タイトルの解釈が少しむずかしいのですが、曲の内容は努力していればいつか飛べるといった感じなので、努力していればオーディション受かるといったところかなあと思います。

第6話「八景」

第6話「八景」の元になっているのは、23枚目のシングル「ブラッドサーキュレーター」のカップリング曲「八景」です。

[pochipp id=”1929″]

これも曲名そのままのタイトルですね。

タイトルは神奈川県横浜市にある景勝地「金沢八景」にちなんでいます。

ライブのチケットノルマをさばくため、地元で宣伝活動しようとしていた場所が「金沢八景」です。

第7話「君の家まで」

第7話「君の家まで」の元になっているのは、6枚目のシングル「君の街まで」です。

[pochipp id=”1935″]

伊地知虹夏と喜多郁代が後藤ひとりの家に遊びにくるからついたタイトルですね。

上でも紹介したとおり、変なMVです。

第8話「ぼっち・ざ・ろっく」

タイトル回収なので、アジカンの曲名とは関係ないです。

もしかしたら、逆にアジカンが「ぼっち・ざ・ろっく」という曲を作るのではないかと期待してしまいます。

第9話「江ノ島エスカー」

第9話「江ノ島エスカー」の元になっているのは、11枚目のシングル「転がる岩、君に朝が降る」のカップリング曲「江ノ島エスカー」です。

[pochipp id=”1931″]

夏休みの思い出作りに江ノ島にいって、「江ノ島エスカー」にも乗っているのでそのまんまのタイトルですね。

第10話「アフターダーク」

第10話「アフターダーク」の元になっているのは、10枚目のシングル「アフターダーク」です。

[pochipp id=”1932″]

アニメ「BLEACH」第7期のオープニングテーマでもあります。

文化祭でライブをやることに対して、暗い気持ちになった後藤ひとりの心境を表したタイトルでしょうか?

第11話「十二進法の夕景」

第11話「十二進法の夕景」の元になっているのは、コンピレーション・アルバム「フィードバックファイル 2」に収録されている「十二進法の夕景」です。

[pochipp id=”1933″]

文化祭1日目終了後に、少し夕方のシーンがでてきました。

そんなにタイトルと関係ない感じのように思いました。

第12話「君に朝が降る

第12話「君に朝が降る」の元になっているのは、11枚目のシングル「転がる岩、君に朝が降る」です。

残念ながら「リライト」ではありませんでした。

[pochipp id=”1923″]

1話の「転がるぼっち」と同じ曲が元ネタになっていますので、最終話が1話とつながる形ですね。

結束バンドを組んで、文化祭でがんばって、後藤ひとりに「朝が来た」という感じになりますね。

ぼっちざろっくのアジカンネタその6:アニメ最終話エンディング曲

ぼっちざろっくのアジカンネタの6つ目は、アニメ最終話エンディング曲です。

今までのエンディング曲は、結束バンド名義のオリジナル曲が流れていました。

しかし、最終話(12話)のエンディングはアジカンの「転がる岩、君に朝が降る」を結束バンドがカバーする形になりました。

「転がる岩、君に朝が降る」は、結束バンドのアルバムにも収録されています。

[pochipp id=”2076″]

アジカンの後藤さんはぼっちざろっくを視聴している

アジカンの後藤さんが2022/12/12に更新したnoteによると、後藤さんもぼっちざろっくを見ているようです。

帰宅してから、『ぼっち・ざ・ろっく!』というアニメを観た。下北沢シェルターが本物とそっくりで、懐かしい気持ちになった。

サブタイトルの件とかキャラの名前には特にふれていなかったのは残念ですが、ぼっちざろっくを見ていることがわかっただけでも良かったです。

上のツイートに後藤さんのコメントがありますので、ぼっちざろっく側から連絡が行って、アニメを見たという流れかもしれませんね。

ぼっちざろっくのアジカンネタ:まとめ

ぼっちざろっくにはアジカンにちなんだネタが色々見られます。

  • キャラクターの名前
  • キャラクターの誕生日
  • 漫画の扉絵
  • MVパロディ
  • アニメのサブタイトル
  • 最終話のエンディング曲

特にアニメはサブタイトルをアジカンの曲からとっているので、強いこだわりを感じます。

アジカンの後藤さんはぼっちざろっくを見ているようですので、今後の楽曲提供にも期待したいところです。

今後もアジカンネタに期待しつつ漫画とアニメを楽しみましょう。

この記事を書いた人

目次