この記事では、「推しの子」が覇権アニメなのかどうかについて紹介しています。
人気のあるアニメは「覇権アニメ」という言われ方をされたりします。
同じくクールや同じ年に放送されたアニメの中で1番人気があるといった意味で使われますね。
アニメ「推しの子」は人気作品ですが、覇権アニメといえるのでしょうか？
今回は、アニメ「推しの子」が覇権アニメなのかどうか、円盤売上と視聴数から調べてみました。
覇権アニメの定義
推しの子が覇権アニメかどうかの話をする前に、一応覇権アニメの定義について見ておきます。
ピクシブ百科事典によると、DVDやブルーレイといった映像ソフト（いわゆる円盤）の売上で判断されるようです。
1クールもしくは1年間の間でDVD・ブルーレイディスクといった、映像ソフトを最も売り上げたとされるアニメ。
それぞれ、クール覇権と年間覇権と呼び分けられる。クール覇権は「冬」「春」「夏」「秋」の4作品。
出典：覇権アニメ – ピクシブ百科事典
年間覇権はクール覇権の中で最も売れたアニメという事になる。
とはいえ、配信サイトが増えてきたことにより、映像ソフトだけで判断するのも難しい状況のようです。
というわけで、「映像ソフトの売上」と「配信サイトの視聴数」の両方を見ていきたいと思います。
推しの子は覇権アニメ？：映像ソフトの売上
まずは映像ソフトの売上から、推しの子が覇権アニメかどうか見ていきます。
とはいえ、この記事を書いている2023年5月では途中経過にしかなりませんので、参考程度とお考えください。
amazonのアニメDVD、ブルーレイのランキングを見てみると、推しの子のブルーレイは22位でした。
出典：amazon
これだけ見ると、あまり順位が高くないように見えるので、他の作品も見てみます。
劇場版作品等を除き、今のクールで放送されている作品で、推しの子よりも上位にいるのは、下記2作品でした。
やはり鬼滅の刃が圧倒的な強さのようです。
現時点の映像ソフトの売上を考えると、覇権アニメは「推しの子」ではなく、「鬼滅の刃」ということになりそうです。
推しの子は覇権アニメ？：配信視聴数
次は、配信サイトでの視聴数を見てみたいと思います。
2023年4月29日～5月5日の1週間の視聴数をGEM Standardで調べてみました。
出典：https://gem-standard.com/p/sc/w_ranking
「推しの子」は、「鬼滅の刃」、「名探偵コナン」に続く第3位となりました。
動画配信でも「鬼滅の刃」は強いですね。
「コナン」はもう覇権アニメとかではなく、国民的アニメですね。
特に、1話完結のものが多いので、ちょっとだけ暇つぶしに動画配信サイトで見るとかに適しているんでしょうね。
推しの子はこの2作品の牙城を崩すのは難しいのかもしれません。
推しの子は覇権アニメ？：まとめ
推しの子が覇権アニメかどうか、映像ソフトと動画配信視聴数の2点から調べてみました。
まだ放送中ですので、確定情報ではないですが、現状では「鬼滅の刃 刀鍛冶の里編」が覇権アニメとなりそうです。
推しの子は、「機動戦士ガンダム 水星の魔女」や「名探偵コナン」に勝って、2位になれるかどうかというところでしょうか。
個人的には、自分がおもしろいと思えば、覇権アニメかどうかはあんまり気にしませんが。
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