国民的アニメ【ドラえもん】。作者の死亡にまつわる噂があることをご存知でしょうか?ネット上では都市伝説として語られている話もあり、藤子・F・不二雄は自分の死を予知していたのではないかとまで言われています。
そこで今回は、ドラえもんの作者が死亡した日や、都市伝説を含む様々な噂についてまとめました。藤子・F・不二雄の作品もご紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。
ドラえもんの作者が死亡したのはいつ?
ドラえもんの作者である藤子・F・不二雄(本名:藤本弘)が死亡したのは、1996年9月23日です。享年62歳という、早すぎる別れでした。
亡くなる直前まで執筆活動を続けており、まさに現役のまま人生の幕を閉じたといわれています。死因は肝不全と公表されていますが、仕事場でネームと呼ばれる下書きをしている最中に意識を失い、そのまま帰らぬ人となったエピソードは有名です。
ドラえもんの作者死亡にまつわる『行かなきゃ』の噂
ドラえもんの作者の死亡に際して、ファンの間で有名な都市伝説があります。それが、亡くなった日の深夜に不思議な映像が流れたという噂です。
内容は、真っ暗な画面にのび太の後ろ姿が映り、「行かなきゃ」とだけつぶやいて歩いていくという不気味なもの。ドラえもんの作者が死亡したタイミングと重なったため、先生がファンに最後のお別れを言いに来たのではないかと囁かれました。
人によって異なる証言
「行かなきゃ」という映像を目撃したという証言はあるものの、人によって内容が異なります。「のび太が1人で歩いていた」という人がいれば、「ドラえもんも一緒にいた」という人もいて、どちらが正しいのかはわかっていません。
藤子・F・不二雄本人が生前に放送を依頼していたという説まで飛び交いましたが、具体的な録画データなどは存在せず、多くの証言が曖昧な記憶に基づいているのが現状です。
テレビ朝日の回答
「行かなきゃ」という噂について、テレビ朝日側は明確な回答を出しています。
結論から言うと、ドラえもんの作者が死亡した当日に、そのような映像を流した事実は一切ないそうです。局側の記録にも該当するデータは存在せず、都市伝説は事実無根であるという内容でした。
作者が亡くなったという衝撃的なニュースが、ファンの間で無意識に幻の映像を作り出させたのかもしれませんね。
ドラえもんの作者が生きているという噂
驚くべきことに、ドラえもんの作者が死亡してから20年が経ってもネット上では「本当はまだ生きているのではないか」という噂が消えません。
もちろん、ドラえもんの作者の死亡は事実です。しかし、亡くなった後も新作映画やアニメが途切れることなく公開されているため、若い世代の中には「今も元気に漫画を描いている」と勘違いする人がいるようです。
作者の死亡後も作品が続いているのはなぜ?
ドラえもんの作者が死亡した後も作品が続いている理由は、藤子・F・不二雄が設立した「藤子プロ」のスタッフたちが、その意思を継いでいるからです。
藤子・F・不二雄は生前から、自分が亡くなった後もドラえもんが描き続けられることを望んでいました。そのため、徹底した設定資料や世界観の共有が行われており、プロの手によって新しい物語が生み出され続けています。
作者は2人いる?
ドラえもんは、藤子・F・不二雄が1人で描いた作品です。
作者が2人いると間違われる理由には、藤子不二雄Ⓐ(本名:安孫子素雄)の存在があり、2人は「藤子不二雄」というペンネームで共同作品を描いていました。
合作には『お化けのQ太郎』や『パーマン』がありますが、ドラえもんは藤子・F・不二雄が独立後に描いた作品です。
共同作成をやめた理由
長年続いたコンビを解消した背景には、藤子・F・不二雄が自身の「死」を意識し始めたことが深く関わっていたといわれています。
1986年に胃がんを患った藤子・F・不二雄は、自分の死後に遺族や関係者が著作権の分配で揉めることを防ぐため、あえてコンビ解散を提案したそうです。
皮肉にも、『ドラえもん』のヒットが子供の頃から一緒だった藤子不二雄Ⓐとの仲を分かつことになってしまいました。
藤子・F・不二雄の作品
ドラえもんの作者、藤子・F・不二雄が死亡した後も、遺された作品たちは今も多くの人々に愛されています。とはいえ、ドラえもん以外の作品を知らない人も多いのではないでしょうか?
藤子・F・不二雄の作品に共通するのは、日常の中に少しだけ不思議な要素が混じり込んでいるという点です。ここからは、藤子・F・不二雄の名作をいくつか振り返ってみましょう。
21エモン
『21エモン』は、未来の都市・トウキョウシティーにある老舗ホテル「つづれ屋」の跡取り息子が宇宙を旅するSFコメディです。ドラえもんより前に描かれた作品ですが、作中に登場する宇宙人や未来ガジェットの発想は、今読んでも古さを感じません。
不遇な状況でも明るく夢を追いかける主人公の姿は、多くの読者に勇気を与えました。藤子・F・不二雄が描く、未来への憧れが凝縮された作品として、今なお根強いファンを持つ名作です。
キテレツ大百科
『キテレツ大百科』は、発明好きの少年・キテレツが、先祖が遺した書物を頼りに不思議な道具を作る物語です。
ドラえもんと似た構造ではあるものの、「自分で道具を製作する」というプロセスが特徴的で、より知的なワクワク感を楽しめます。コロ助という愛らしいキャラクターも人気を博し、アニメ版も長きにわたって親しまれました。
チンプイ
『チンプイ』は、平凡な小学生・春日エリの元に、ネズミのような宇宙人・チンプイがやってくる物語です。
チンプイはエリをマール星の王妃に迎えるために、「科法」という不思議な力で彼女を助けます。可愛らしいビジュアルと優しいストーリー展開は多くの子供達の心を掴みましたが、執筆途中で藤子・F・不二雄が死亡したため、未完成の作品となってしまいました。
まとめ
今回は、ドラえもんの作者の死亡について解説いたしました。
ドラえもんの作者が死亡した日は、1996年9月23日です。亡くなった日の深夜にのび太が「行かなきゃ」と言うだけの映像が流れたという都市伝説がありますが、テレビ朝日は放送の事実はないと否定しています。
また、ドラえもんの作者は藤子・F・不二雄ですが、1987年までは藤子不二雄Ⓐと共に活動していました。
