【シンプソンズ】作者は死亡した?予言が当たる仕組みも考察

【シンプソンズ】作者は死亡した?予言が当たる仕組みも考察

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多くの人が一度は目にしたことがあるであろう黄色い顔でおなじみのシンプソンズ。放送開始から30年以上にわたり愛されているアメリカの国民的アニメシリーズです。近年は、SNSを中心に、シンプソンズが未来を予言しているという噂や、作者が死亡したという噂などが繰り返し拡散されています。

特に、予言に関しては、現実世界の出来事が過去のエピソード内の描写と非常によく似ていることが数多く指摘されています。

本記事では、作者死亡説の真相を探るとともに、話題になった予言エピソード全般について、なぜ予言が当たったと言えるのか、じっくり考察していきたいと思います。

目次

シンプソンズとはどんな作品か

まずは、シンプソンズがどんな作品なのか見ていきましょう。

日本では「シンプソンズ」と呼ばれていますが、正式には「ザ・シンプソンズ」というタイトルのこのアニメは、1989年より放送され、エピソード総数700話を超えるアメリカ史上最長級のテレビアニメです。

スプリングフィールドという架空の町に住むシンプソン一家を中心とした日常や社会をちょっとブラックなユーモアたっぷりに描いています。

シンプソンズの作者は死亡した?

では、噂になっているように、シンプソンズの作者は既に死亡しているのでしょうか。

噂はデマ?

結論から言うと、この記事の執筆時点で、シンプソンズの作者であるマット・グレイニング氏は健在で、現在も制作に関わっています。

公式発表でも訃報等の発表はなく、噂されているような死亡説は完全なデマと言えるでしょう。

なぜ作者死亡説が広まった?

噂の発端はSNSの誤情報のようです。未来を予言していたと思えるような過去のエピソードが多く指摘されるようになるにつれ、「危険視され、消された」などといった陰謀論的な内容が一人歩きして拡散していったことが原因と見られます。現代においては、フェイクニュースや加工画像が容易に拡散されてしまうことは誰の目にも明らかです。

また、作品の内容としても、政治・経済を痛烈に風刺することが多いため、そういった世界の裏側を知っていると誤解されたことも、シンプソンズの作者が死亡したというデマに説得力を持たせてしまったのかもしれませんね。

シンプソンズは予言アニメ?

シンプソンズの作者が死亡したという噂がデマであることは分かりましたが、未来を予言しているという噂についてはどうでしょうか。

話題になったエピソード

まずは、どんなエピソードが予言だと話題になったのか、代表的なものを見ていきましょう。

トランプ大統領の誕生(2000年→2016年)

2000年に放送されたエピソードで、シンプソン家の長女・リサが「トランプ前大統領の後を継ぐ大統領になった」と発言しました。それから16年後、本当にトランプ氏が大統領になった際には、シンプソンズの予言が的中したと世界中で話題になりました。

新型ウイルスの流行(1993年→2020年)

記憶に新しいコロナウイルスのパンデミック時には、過去のエピソード内の架空の「オオサカ・フル」が話題になりました。時期は違いますが、新種のウイルスがアメリカに蔓延するという内容が、パンデミックの際にSNSで急拡散されました。

米国のNSA盗聴問題(2007年→2013年)

エピソード内では、シンプソン一家が住むスプリングフィールドの住民全員が政府に盗聴されているということが指摘されましたが、それから6年後の現実世界では、元CIA職員であるエドワード・スノーデンがNSAの大規模監視を暴露したため、シンプソンズとの一致が指摘されるようになりました。

ディズニーによるFOX買収(1998年→2017年)

1998年の放送で「20世紀FOXはウォルト・ディズニー・カンパニーの子会社です」という看板が登場。19年後の2017年に、ディズニーがFOXを買収したことで予言として注目されました。

自動運転車の登場(1994年頃)

シンプソンズでは何度か、「運転しなくても動く車」が登場しています。現代のテスラやGoogleの自動運転技術と似ていると話題になっています。

スマートウォッチの普及(1995年)

未来世界を描いたエピソードでは、腕時計型のビデオ電話が登場しました。これは現代のスマートウォッチやウェアラブル端末そのものと言えるでしょう。

仮想通貨と近い概念の通貨の描写(1997年)

いくつかのエピソードの中で、仮想通貨と似た「デジタルマネー」に関する描写があったため、後に仮想通貨ブームが起きた際に、関連付けられるようになりました。

新技術の登場を次々描写

その他にも、スマートフォンが浸透した社会(「常に画面を見続ける人々」を描写)や、3Dプリンターのような技術、VR/ARゴーグル、ドローンなど、数多くの描写が後に現実になっていると指摘されています。

予言が当たる仕組みは?

では、なぜこれほどまでに予言が的中するのでしょうか。そこには何か仕組みがあるのでしょうか。

エピソード数が多いゆえの偶然の一致

シンプソンズは、エピソード総数700話以上という超ご長寿シリーズです。それほどのエピソードがあれば、未来において実現する描写が出てきても不思議ではありませんよね。

認知バイアスによる錯覚

現実の世界で何か印象的な出来事が起きた際に、「シンプソンズで予言されていた」と当てはめて認識してしまう現象があることも否定できません。

フェイク画像の拡散

現代社会では、実際には放送されたことのない偽のシーンを描いたフェイク画像がSNS上に数多く出回っています。それらが本物のシーンであると誤解され、さらに共有されることで、「またシンプソンズの予言が的中した」ということになるわけですね。

脚本制作時に未来を予測している?

予言とは少し違いますが、エピソードによっては脚本制作時に未来のことを予測して制作している場合もあるでしょう。

実は、シンプソンズの脚本家の多くはハーバード大学などのエリート大学出身者が多いようです。そのため、政治・経済や科学に関する造詣が深く、未来のトレンドを読みやすいのかもしれません。

また、社会風刺的な描写が多いため、現実世界の延長線を想像して描くことも多いです。つまり、政治やテクノロジーに関して、「将来的にこうなるだろう」と推測して脚本を制作しているため、後から現実が脚本に追いつくというケースが起きるのも不思議ではないのです。

まとめ

結論として、シンプソンズが未来を予言しているわけではなさそうですし、予言しているがために作者が死亡したという噂もデマと思われます。

しかしながら、作者や脚本家たちの社会を鋭く見る目は本当に素晴らしいですね。今後も、「シンプソンズで予言されていた!」と思えるほどの面白い出来事がたくさん起きるのではないかとワクワクしてしまいます。

もちろん、本物そっくりのフェイク画像には騙されないようにしましょうね。

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